┣馳星周

2020年09月28日

少年と犬

1匹の犬にまつわる6つのエピソードを収録。文字数が多くないので300ページの長編も読みやすいのは良かった。しかしどの話も悲惨な状況から最終的には死にいたる結末が似通っており先が読める展開が残念。

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sm7779 at 16:58|PermalinkComments(0)

2019年04月19日

ゴールデン街コーリング

新宿のゴールデン街を舞台としたサスペンスだが、著者にしては珍しく青臭い大学生の葛藤がメインとなっており読者の幅を広げたような作品になっている。読みやい内容で、ラストも作者にしてはスカッとしている。

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sm7779 at 17:31|PermalinkComments(0)

2017年12月09日

神の涙

著者にしてはシンプルでベタな内容の作品。アイヌとヒューマンストーリーを絡ませた作品で、他作品のような残虐性の高い描写もなくあっさり読める。

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sm7779 at 10:08|PermalinkComments(1)

2015年01月28日

復活祭

2000年頃の日本経済を舞台にした作品。相変わらずのスピード感あふれる描写が秀逸。しかし、二転三転の展開も少々マンネリ感あり。


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sm7779 at 22:56|PermalinkComments(0)

2008年06月10日

やつらを高く吊せ

著者特有の緊迫感とスピード感、そしてバイオレンスとエロティック。世の中の人間全てが愚か者かと思わせるような裏の世界を生き延びていく都会の冒険記。爽快感ある展開はさすがだった。馳ものにしては残酷さも弱めで稀に見るハッピーエンド?だったのことが少々驚かされた。

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sm7779 at 22:16|PermalinkComments(0)

2007年01月19日

トーキョー・バビロン

馳ワールド十八番の新宿ジャパニーズマフィアストーリー。
2人から3人そして4人となった共犯者がそれぞれの欲望を押さえ付け張り詰めた緊張の糸を引き合う。結局女のしたたかさに翻弄される展開もご愛嬌。600ページもの長篇だったが数日で読み切る事ができた。

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sm7779 at 18:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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