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2023年03月25日

ポイチジャパンリスタートは西村の34秒でドロー

230324
キリンチャレンジカップ 2023
2023年3月24日 19:36
日本 1 - 1 ウルグアイ
38分 フェデリコ・バルベルデ
75分 西村 拓真
国立競技場 61,855人 雨 18.1℃ 風/弱

時折強い雨が降る中で行われたポイチジャパン2度目の船出は苦しみながらの引き分けとなった。

前半38分の失点はウルグアイの鋭い縦パス、個々のコンタクトプレーへの対応ができず日本がディフェンスラインをずるずると下げられた中で奪われたものだった。

日本は後半30分、途中出場からわずか34秒の西村が縦に走り、右サイドの伊藤から送られたクロスボールを左足のワンタッチで押し込み同点としたが、選手交代のタイミングで相手のマークがずれたことも功をなしていただけにラッキーと言える得点だった。

試合を通してシュート数(日本4,ウルグアイ8)が示すように決定的なチャンスは終始ウルグアイが上回っていた。
日本は61分までプレーした浅野がチーム最多となるシュート3本、残り1本はゴールとなった西村のシュートだけだった。
また日本が攻撃の起点としたかった三苫のドリブル突破は、ウルグアイに3人の選手で対応され決定機を作れなかった。

もちろん新しい選手を起用したことで噛み合わないプレースピードや試合感のずれがあることは否めず、まだまだ発展途上であると考えたい。

3年後のカナダ・メキシコ・アメリカW杯は48チームが出場可能となるため、アジア予選通過はほぼ確定しているだけに決勝トーナメントに進められるかどうかがポイントとなる。そのために国内で戦う際には今後も強豪国の招待が課題になりそうだ。
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2022年06月06日

アジア仕様の日本、ブラジルに何もできず

220606 キリンチャレンジカップ2022
2022年6月6日 19:23
日本 0 - 1 ブラジル
77分 ネイマール
国立競技場
雨/17.0℃/風 弱/全面良芝 / 水含み
63,638人

8年ぶりの国立、さらに改修後初開催となった代表戦。
雨の中客席を埋めたほとんどの観客がサムライブルーではなく、21年ぶりに来日したセレソンの活躍を目当てにチケットを取ったであろう試合。
日本は個人技で世界のトップに立つブラジル相手に、サブを含めドリブル突破が得意な選手を前線に起用して挑んだ。

案の定、日本はブラジルの個人技に慣れた守備の網にかかり決定的なシュートを打てなかった。また、ブラジルがボールを持った際には日本の選手が2人で対応し、さらに1人がカバーについても容易にかわされパスを繋がれてしまった。

試合を通してシュート数4対18、直接FK10対17と日本は数字上で容易にわかるほどブラジルに圧倒的な差を見せつけられた内容だった。

4日前にソウルで韓国を5-1で破ったブラジルの攻撃を1点に抑えたということではなく、ブラジルにそこまでしてもらえなかったと恥じるほどの試合だった。

日本が1点でも奪えればブラジルは本気をだし2点、3点を奪いに来てくれただろうが、日本が決定機を作れないためブラジルは終始ダンスのようなパスワークで日本を翻弄して終わってしまった。
それでもブラジルはネイマールのPK弾で先制すると日本に完封勝利した。

これはアジア予選で勝ち進むためだけに力を注いでしまったポイチ監督の功罪と言えるだろう。

果たしてこの試合を教訓に、残りの限られた時間の中で本戦を戦うチームに仕上げられることができるだろうか。

また、ホームゴール裏のサポーターは試合中、再三の注意も聞かず声出しチャントを行っていた。国民としてとても恥ずかしく感じた。年々ファン、サポーターが入れ替わり女性や子供が増えていく中で逆に統率が弱くなり迫力も失っていたが、さらに規則を守ることもできなくなったとはとても残念だ。
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2021年10月13日

森保ジャパン2勝目を挙げるも4位に後退

211012
2022FIFAワールドカップカタール
アジア最終予選 B組第4節
2021年10月12日 19:10 KickOff
日本 2 - 1 オーストラリア
8分 田中 碧(日)
70分 アイディン・フルスティッチ(オ)
86分 オウンゴール(日)
埼玉スタジアム2002 14,437人 曇時々雨 / 20.0℃

3試合を終え1勝2敗で3位の日本と3戦全勝で首位のオーストラリアとの一戦。
負ければ勝点差が9となり1位はおろか2位突破の可能性も絶望的となり監督交代も話題となった。

日本は序盤から不安定なオーストラリアに対し主導権を奪う展開をみせた。前半8分に田中碧のゴールで先制。
その後もオーストラリアにセカンドボールを渡さず敵陣ゴールに迫った。しかし再三チャンスを作るも追加点を奪えないまま前半を1点リードで終える。

後半、オーストラリアが安定した守備を見せるようになり日本の攻撃が停滞。
そして70分。MF守田英正が自陣ペナルティエリア手前でMFアイディン・フルスティッチをスライディングで倒してしまう。主審はPKの判定を下したがVARの結果FKに変更された。しかしこれをアイディン・フルスティッチが見事に決めて同点に追いつく。

このまま同点で終わるかと思われた86分吉田麻也のロングフィードをペナルティエリア手前で受けた浅野がペナルティエリア内左から逆の隅を狙って浮き球のシュート。GKマシュー・ライアンの手に当たりコースが変わるもDFアジズ・ベヒッチがクリアミスでゴールに蹴り込みオウンゴールとなった。

アディショナルタイム4分もリードを保った日本が逃げ切り勝利を掴んだ。

B組は4連勝となったサウジアラビアが首位。日本に敗れ初黒星となったオーストラリアは2位に後退。
勝点3を得た日本だがベトナムに勝利し勝点6で並ぶオマーンがゴール数で日本を上回り3位に浮上。日本は4位に後退した。
残り6試合で1敗または引き分けを重ねれば3位でのプレーオフ進出も厳しくなる。
もちろんプレーオフの厳しさは最終予選以上。
A組とB組の3位同士が1発勝負で大陸間プレーオフ権を賭けて戦う。大陸間プレーオフでは南米5位、北中米カリブ海4位、オセアニア代表のいずれか1チームとホーム&アウェイで2試合戦ってW杯進出が決まる。
さらに大陸間プレーオフが終了する6月から本大会の11月まで半年もない中、選手選考、壮行試合などを決めていかなくてはらず、協会としても負担が大きくなる。

残り6試合、サウジアラビア、オーストラリアとの勝点差を埋めるのはもちろん勝点で並走するオマーン突き放すため得点数も考慮して勝っていく必要がある。茨の道は続くが来月アウェイで行われる前半ラストマッチのベトナム戦と後半初戦となるオマーンとのリベンジマッチを制し上位に食い込んでほしい。

・B組順位
1位サウジアラビア(勝点12得失点5)
2位オーストラリア(勝点9得失点5)
----
3位オマーン(勝点6得失点0)
----
4位日本(勝点6得失点0)
5位中国(勝点3得失点-4)
6位ベトナム(勝点0得失点-6)

・11月試合
11/12 1:00 ベトナム(My Dinh Stadium)
11/17 1:00 オマーン(Sultan Qaboos Sports Complex)
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2021年03月26日

日本、韓国に圧勝

210325
代表親善試合 
2021年3月25日(木)19:25KO
日本 3 - 0 韓国
17'山根 視来
27'鎌田 大地
83'遠藤 航
日産スタジアム 8,356人 晴れ / 15℃

10年ぶり通算80回目の日韓戦は現在もコロナウイルスが増加傾向にある中で行われた。

わずか5日前の20日に一般販売となったチケット。緊急事態宣言に沿った5000枚は即完売。21日の緊急事態宣言解除にて23日には追加で5000枚のチケットが販売され1万席となった。それでも83%の販売率に留まった。

試合は序盤からスピーディーなパスワークで日本が韓国を翻弄。韓国は繋げない、奪えない、打てないの3拍子に加え転倒が目立ちフィジカルの弱さも露呈した。
前半に2点をリードした日本がメンバーを入れ替えて臨んだ後半にも1点を追加し3得点、さらに危なげない守備で完封とし圧勝した。

もちろん日本が韓国に勝利することは喜ばしいことではあるが、逆に日韓戦でここまで弱い韓国を観たのも初めてかもしれない。それほどワンサイドゲームと言える内容だった。

収容人数は比較にならないがJリーグ開幕前夜を彷彿とさせるガラガラのスタジアムでほぼ太鼓と手拍子のチャントの中行われた不思議な状況での勝利は貴重な経験だった。

A代表は30日に無観客のフクアリにてカタールW杯アジア2次予選でモンゴルと対戦する。本来はアウェイ戦だがモンゴルのコロナ事情により日本での開催となった。勝利は間違いないが最終予選へ向けた連携を高める試合にしてほしい。
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2019年10月11日

完勝の代償

1112022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選
兼AFCアジアカップ中国2023予選
日本代表 6 - 0 モンゴル代表
22分 南野 拓実
29分 吉田 麻也
33分 長友 佑都
40分 永井 謙佑
56分 遠藤 航
82分 鎌田 大地
2019年10月10日 19:35
埼玉スタジアム2002,埼玉県
43,122人 曇時々雨 風弱 22.0℃

2次予選ホームゲーム初戦の相手は初顔合わせとなるモンゴルとなった。
ボール支配率70.0%、シュート数32対0、コーナーキック17対0。
試合は90分ほぼモンゴル陣内のみで行われ、数字でも見て取れる通りこれ以上ないほどのワンサイドゲームだった。

しかし日本代表はサイドからのクロスボールを中央に入った南野や永井、セットプレーの際にはDFの吉田らの頭上に送りヘディングによるチャンスメイクを繰り返していた。
序盤はモンゴルのディフェンスに弾き返されていたが失点を重ねるにつれモンゴルの注意力が失われると得点を重ねていった。

この試合ではモンゴルも選手同士のスペースをコンパクトに保ちながらもあまり距離を詰めておらず、日本にとっては攻めやすかった。しかし本来ドリブルを得意とする中島、伊藤、永井らのカットインはほとんどみられず前述のプレーが繰り返された。
これまで大迫に合わせることを完成形としてきた日本が主役を失った際の引き出しの無さを露呈した。
ただ3点目の長友のゴールは相手の隙をついて走りこんだことで生まれておりそこまで悲観することもないとも言えるが、これは長友自身が培った経験で奪った10年ぶりのゴールでもありチームとしての参考にはならない。

また、来年のオリンピックでの活躍が期待される久保、堂安らを使うことなく終えたうえ、冨安が負傷を負ってしまうという事態は兼任する森保監督の采配に不安も残る。

A代表は2次予選のグループ構成から最終予選まで進むことはほぼ確定済み。来年行われる6月のホームゲームに関しては消化試合になることも十分想定できる。ぜひともこの2試合はオリンピック代表の選手強化、選考に役立てていただきたい。

☆アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ中国2023 予選
2019
10/15 タジキスタン(アウェイ)
11/14 キルギス(アウェイ)
2020
3/26 ミャンマー(ホーム)
3/31 モンゴル(アウェイ)
6/04 タジキスタン(ホーム)
6/09 キルギス(ホーム)
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2019年03月23日

森保ジャパン 2019初ホームゲームは黒星

190322キリンチャレンジカップ」2019
日本代表 0 - 1 コロンビア代表
64分 R.ファルカオ(PK)
ボール支配率 43.2% - 56.8%
日産スタジアム
2019年3月22日 19:23
63,302人 12.3℃

2/1のアジア杯決勝でカタールに敗れてから約1ヵ月半。
6月のコパアメリカへ向けた強化試合として行われたホームゲーム。
相手は昨年のロシアW杯初戦で勝利したコロンビアとなった。

午前中の気温から10℃ほど下がり、さらに5mほどの風があったため観客は真冬のような気温での観戦となった。

試合は前半から堂安、南野、中島が得意のドリブルからチャンスを作りシュートにもちこむが枠に決められず、観客が何度もため息を漏らす展開となった。
対するコロンビアも高い技術と統率力で日本に決定的なチャンスを与えずにはいたがパスミスやシュートミスが目立ち調整不足を感じさせた。

スコアレスのまま迎えた後半にPKでコロンビアが先制。
しかしその後、後半のアディショナルタイム5分を経過しても両チームに得手は生まれずコロンビアの勝利で終了した。

今日の試合はシュート数だけは16対6とコロンビアを圧倒した日本だが、器用で上手い選手は多いが、それだけでは強いチームにはならないと強く感じさせた内容だった。
森保監督も交代に香川、乾という同じような選手ばかりを起用するため戦術に代わり映えが無かった。

まだ3/26のボリビア戦(神戸)と6月の2試合(対戦相手未定 豊田/宮城)合わせて3回チャンスがある。
ここで新たな代表チームを組み立ててほしい。

そもそもコパアメリカはオリンピック世代辺りの若手中心で行くという方針ではなかっただろうか。

○コパアメリカ
06/17 チリ(Estadio Morumbi)
06/20 ウルグアイ(Arena do Gremio)
06/24 エクアドル(Estadio Mineirao)
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2018年10月17日

保一ジャパンウルグアイを破り3連勝

08c16209.jpgキリンチャレンジカップ2018
日本代表 4 - 3 ウルグアイ代表
10分 南野 拓実
28分 ガストン・ペレイロ
36分 大迫 勇也
57分 エディンソン・カバニ
59分 堂安 律
66分 南野 拓実
75分 ホナタン・ロドリゲス
2018年10月16日
19:35 KickOff
57,239人 21.5℃
埼玉スタジアム2002

FIFAランク5位(2018年9月20日現在)の強豪ウルグアイ相手に同54位の日本がシーソーゲームの末、ゴールラッシュで22年ぶりに勝利。
日本代表ファンにとっては最高の夜になったことだろう。

しかし長い移動で疲弊したウルグアイ代表を相手に4得点で勝利したものの、その差はわずか1点。
ウルグアイは3日前に韓国で試合を行い1-2で敗戦。その後13日の昼に来日しトレーニングを行ったという。日本も12日にパナマと試合(新潟)を行ったが国内移動の疲労は比べるまでもないホームアドバンテージを持っていた。

試合は案の定動きの鈍いウルグアイに対しフットワークの軽い日本が序盤から攻勢をみせた。
日本は開始早々10分に先制。その後CKから追いつかれるも大迫のゴールで再びリードし前半を終える。
後半不用意なバックパスでウルグアイのエースカバニに得点を許したが59分、66分と失点からわずか9分で2点差とする。その後1点を奪われたが試合は日本の1点リードのまま終了。
この結果森保ジャパンは3連勝となった。

強豪と呼ばれるにふさわしいウルグアイにホームであろうと勝利を収めたことは素晴らしい。
しかし、CKではフリーな選手に得点を決められ失点。さらに相手エースがペナルティエリアに残っていたにも関わらず不用意なバックパスしたために失点するなど守備の未熟さを露呈。
得点に関してもコンディションの悪い相手に対するものなので判断が難しいところだ。
また、壮行試合にも関わらず交代枠を2人しか試さなかった監督の意図にも疑問が残る。もちろん勝つことも大事だが、この試合では何より選手を実戦で試すことが重要だったはずだ。
来月に控えてる2試合では多くのメンバーを試した上で勝利しアジア杯につなげてほしい。

11/16ベネズエラ(大分)
11/20キルギス戦(豊田)
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2018年05月31日

迷走の行方

0530キリンチャレンジカップ2018
日本代表 0-2 ガーナ代表
FIFAランク
60位-50位
ボール支配率
58.1%-41.9%
8分 T.パーティー(ガーナ/5)
51分 E.ボアテング(ガーナ/21)

日産スタジアム
2018年5月30日 19:28 雨 一時 曇 20.3℃
64,520人

雨が降り止まぬピッチで行われた国内最後の試合は完敗だった。選手によってはこの試合が国内で最後の代表戦となる可能性もあった。

サッカーは個人技の高さよりも高い組織、連動性がチームの強さとなる。
そういった上で本来ならW予選で敗退したチームよりも、出場を決めているチームの方が完成度を上回りFIFAランク以上の結果を生む可能性も高い。
とくにホームアドバンテージのある壮行試合であれば。

しかし、チーム力は終始安定した「らしさ」を見せたガーナが上だった。高い個人技と強いフィジカルを余すことなく積極的な攻撃を仕掛けたかと思えば、日本サイドでピッチに倒れる選手が時間を稼いだ。
得点は選手の高いシュート技術で奪ったと言えるが、そのきっかけはやはり時間をかけて築いたチーム力の差だろう。

日本はチームとしても、個人をみても気迫を感じさせたプレイが少なく感じた。
だからといって本田、香川、長谷部は気迫は感じられたが空回りしているようなプレイも多かった。

そもそもこの試合の本来の目的は翌日の発表に控えた選手選考にある。
現26人中3人が落選。サポートメンバー入りが予想される。とくに南アフリカ大会組にとってはほぼラストチャンス。
チャレンジマッチのレギュレーションを利用し6人の交代を使った日本(ガーナは4人)。
HTでピッチを降りた大迫、宇佐美、原口、そして特に際立っていた長友は確定だろう。
逆にその後の3人(武藤、香川、酒井高)、そして後半入れ替わった長谷部、本田、山口と井手口、岡崎、武藤ら9人が当確線上にいると考えられる。
1人しか交代させなかったDFのメンバーは固そうだ。

W杯後は森保一の監督就任も噂されているサムライブルー。
少なくとも国内で行われる西野Jはこの1試合のみとなる。
超短期の西野ジャパンがロシアで結果を出したとしても日本サッカーの未来に大きな影響はないが、少しでも素晴らしい試合にしてほしい。

・今後の日本代表スケジュール
国際親善試合
2018/6/8(金) 現地時間 19:00 (日本時間 26:00)
vs スイス代表
スイス/スタディオ・コルナレド

国際親善試合
2018/6/12(火) 現地時間 15:05 (日本時間 22:05)
vs パラグアイ代表
チボリ・シュタディオン(オーストリア/インスブルック)

2018FIFAワールドカップ ロシア
第1節 2018年06月19日 15:00 KickOff
vs コロンビア
サランスク/モルドヴィアアリーナ

第2節 2018年06月24日 20:00 KickOff
vs セネガル
エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ

第3節 2018年06月28日 17:00 KickOff
vs ポーランド
ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ
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2017年03月29日

暫定首位も・・・

170328アジア最終予選(Road to Russia)
日本 4 vs 0 タイ
8分 香川 真司
19分 岡崎 慎司
57分 久保 裕也
83分 吉田 麻也
2017年3月28日 19:35 10.6℃
埼玉スタジアム2002
59,003人

チャナティップ・ソングラシン(MF/18)を起点にスピーディーなパスワークで攻撃を組み立てるタイに対し、技術、フィジカルで上回る日本が終始圧倒する試合となった。

試合を動かしたのは日本。8分に香川が相手選手をフェイントで交わしてゴールを奪うと、19分には岡崎の絶妙なヘディングシュートで2点を先行。
タイもDFの4人とMFの4人がポジションを保ちサイドチェンジやスルーパスでボールを前線に送り攻勢をかけたが日本の守備に阻まれ得点に結びつかなかった。

後半もタイは守備に転じることなく攻め上がり日本ゴールを脅かすシーンや、長友のファウルでPKの機会も得たがゴールを奪えなかった。

タイはこの敗戦により残り3試合を勝利しても勝ち点10と、現3位のオーストラリアの13に及ばないため最終予選敗退が決定した。

下位の相手から大量得点完封勝利という結果だけを見れば最高の日本だが、パスミスから容易にボールを奪わるシーンも少なくなかった。また日本の12本に対しタイに14本もシュートを打たれ失点がなかったことは相手の技術に救われたこともある。

ようやく暫定首位もまだまだW杯出場へ安堵するには早いかもしれない。


最終予選グループB[勝点]
日本 16
サウジアラビア 16
オーストラリア 13
UAE 9
イラク 4
タイ 1
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2016年11月15日

2位浮上 ここからがスタート

161115アジア最終予選(Road to Russia)
日本 2 - 1 サウジアラビア
45分 清武 弘嗣
80分 原口 元気
90分 オマル・イブラヒム・オスマン
2016年11月15日19:35
埼玉スタジアム2002 17.3°C
58,420人

多くのサウジサポーターもスタジアムに足を運んだ。
2点を奪った日本は後半失点を許すも、1点差で逃げ切り2位に浮上した。

3位の日本に勝点3上回る首位サウジアラビアとの1戦。
この試合を落とすと4位に転落する可能性もあり緊張感が高まっていた。

この試合ハリルホジッチは新戦力の大迫と久保、そして最終予選3試合連続得点中の原口、現代表の中でもっとも精度の高いプレイをみせる清武をスタメンに起用した。
逆にこれまで柱として起用された本田、岡崎が香川と共にベンチスタートとなった。

試合はサウジのコンタクトプレイが目立ち序盤からカードがでる激しい展開となる。
サウジはボールキープの際にミスがみられたがゴール前でのスピーディーなパスワークで再三日本を脅かせた。
しかし試合を動かしたのは日本。PKで先行した日本は1-0のまま前半を折り返す。
後半も原口のゴールでサウジを突き放した。
アディショナルタイムに1点を奪われたが1点を守り切った日本が勝利を掴んだ。

この勝利により日本の勝点は10。
国王を失い集中力を高めたタイがオーストラリアと引き分けたたため、5試合を終えて6チーム中2位に浮上した。
しかし4位までの勝ち点差は1。最終予選グループBは半分を終えたが振出しに戻った状況。
タイ、イラクの出場資格がほぼ見えなくなったというところ。

首位から勝ち星をあげた日本だが本田、岡崎、香川の不調、そして大迫のフィジカル面など不安は拭えない。
果たしてロシアへの道はアウェイがすべて中東開催となる後半戦でどれだけ勝点を得られるかがカギとなる。
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2016年10月06日

連勝も昇格圏外の4位

1610062016年10月6日19:35
日本代表 2-1 イラク代表
26分 原口 元気
60分 サード・アヴドゥル・アミール
90+5分 山口 蛍
埼玉スタジアム2002
24.3°C 57,768人

柏木を起点に少ないパスワークで本田にボールを集め、スピーディーにボールを運んだ日本。
しかし、全員の連動した動きはなく、中央に人が集まるわりにはボールにふれる選手も限られ、イラクの守備網にボールを奪われた。
前半に原口のゴールで先制した日本だったが追加点を奪えず。
逆に後半15分に失点し同点とされ、初戦の逆転負けを連想させた。
さらに、アウェイから勝ち点1を持ち帰りたいイラクが時間を使い日本イレブンを焦らせた。

試合は90分を迎えスコアは1-1のまま。掲示されたアディショナルタイムは6分。
その残された時間で結果を出したのは日本。
山口が放ったシュートが決勝点となり日本は勝利を掴む。
イラクにとっては自分たちが作ったアディショナルタイムで勝敗を分ける皮肉な結果となったが、日本もこれだけの時間があったからこそ勝てた試合だった。
仮に残された時間が4分だった場合、引き分けに終わり日本の自力出場に厳しさが増す結果となっていた。

世代交代が騒がれているが、それ以前にハリルの見え辛いプラン、毎度同じような顔ぶれの持ち味の似た選手選定。
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2016年09月01日

ロシアW杯赤信号点滅

1609012018ロシアW杯アジア最終予選
第1試合
日本1-2UAE

得点者
11分 本田 圭佑
20分 アハメド・ハリル
54分 アハメド・ハリル

2016年09月01日
19:35 KickOff
埼玉スタジアム2002
晴 27.5°C 60%
58,895人

アジア杯でPK戦の末敗れた日本にとっても勝たなくてはいけないUAEとの初戦。

前半からUAEの網にボールを奪われた日本。香川、清武、岡崎らセカンドストライカーと言える選手たちはパスが繋がらない展開に存在感を消していた。セットプレーから先制したがアタッキングサードではボールが繋ず。ついに逆転を許す。

後半は前線の選手を替えて攻勢を図ったがパスは通らず、守備は後手後手。

試合は1-2で終了。シュート数は日本の22に対しUAEは9。点差以上に絶望的な内容でとても大事な初戦を落とした上、長谷部の代表100戦目を黒星とした。

http://www.jfa.jp/national_team/samuraiblue/worldcup2018_final_q/groupB/schedule_result/pdf/m02.pdf

★負の記録
86年のW杯以降、アジア最終予選の初戦で敗れたチームがW杯へ出場していないというが、
それ以前に日本がホームで行われる最終予選で負けたのは97年9月28日韓国戦(1-2逆転負け)以来。
また埼玉スタジアムの国際Aマッチは今回が31試合目で、これまでは通算19勝9分2敗。
敗れたのは02年の親善試合・アルゼンチン戦(0-2)と10年の親善試合・韓国戦(0―2)だけ。とのこと。
さらにアジア勢に逆転負けしたのは国内組で戦った15年8月2日の東アジア杯・北朝鮮戦(1-2)以来と負の記録の付いた試合となった。


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2015年06月16日

負けに等しい勝ち点1

150616-22018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選
兼 AFCアジアカップUAE2019予選
2015年6月16日
日本代表 0 - 0 シンガポール代表
【ボール支配率】
65.7%
- 34.3%
【シュート数】
23 - 3
埼玉スタジアム2002
24.6℃ 19:34 57,533人

日本をリスペクトし、コンパクトな守備を貫きアウェイで貴重な勝ち点を得たシンガポールに対し、相手を甘く見て他人の個人技に頼り、システムが機能せず本来の力を出しきれなかった日本。

宇佐美はサイドでは動きが鈍く、香川はトップ下では引いた相手に動けず。この二人のポジションを入れ換えるだけでも違っていたかもしれない。

そもそもサイドバックの長友、内田に代わって起用された太田、酒井のキックの制度が低く全体のパスワークが滞っていた。

ハリルは前線の選手を入れ換えたが、ボールの出し手の精度があがらず攻めのアイデアがないため単調なプレーを続けた。

かつての日本の十八番であったフリーキックからの得点チャンスも、遠藤がいない今、本田、そして柴崎では役不足感は否めず得点の雰囲気はなし。

ホームで敗戦といえる引き分けに終わった初戦。今後の2次予選通過に向けて大鉈の建て直しが必須だ。

チケットは完売というが発売後何度も全カテゴリー復活。チケットの売り方や、購入層にも課題が見える。

が、そもそもこんな体たらくな代表に高額出せねぇ!というのが真のサポーターの本音だろう。

そして帰宅中のどしゃ降りの雨がサポーターの身も心も冷やした。


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2015年06月13日

圧勝の裏に

72809069.jpgキリンチャレンジカップ2015
日本 4-0 イラク
5分 本田 圭佑
9分 槙野 智章
32分 岡崎 慎司
84分 原口 元気
2015年06月11日 19:00 KickOff
神奈川/日産スタジアム
63,877人

2020年ロシアW杯2次予選の初戦、シンガポール戦を前にしたテストマッチは
前売りでチケットが完売するほどサポーターの期待を背負った試合となった。

試合は下馬評通りファン、スポンサーの望む圧勝で終わった。
しかし、対戦相手のイラクは終始動きが鈍く、決定的なシーンもみせることなく戦いを終え
執拗にボールを追う中東の怖さは垣間見られなかった。

日本の守護神、川島には仕事らしい仕事もないワンサイドゲームといえる内容だった。

しかし、先発した宇佐美はノーゴール。ほぼ左サイドバックの長友を起点とした戦術。
イラクの選手に倒されるフィジカルの不安な日本選手の姿。
イラクに勝ったと言うより、完成度の低いチームに勝っただけの試合は
本格的なW杯への船出に不安を感じさせた。
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2014年09月09日

観る価値なき試合

0b3b2cec.jpgキリンチャレンジカップ2014
日本代表 2 - 2ベネズエラ代表

51分 武藤 嘉紀(代表初ゴール)
58分 M.ロンドン
67分 柴崎 岳(Aマッチデビュー戦ゴール)
71分 G.シチェロ

2014年9月9日(火)19:20
24.0℃ 湿度67%
横浜国際総合競技場
64,007人


アギーレの目指すものがみえない。もちろん就任2試合目でテストマッチでもなく勝つ必要性は低い。
しかし、少なからずの結果やそれなりに納得のいく内容は必要である。
協会は高い金で監督を雇い、高いチケット代で集客しているのだから。
とりあえずこれまで観た代表戦でも最下位と言えるほどつまらない試合だった。

スコアレスドローで迎えた後半。
シーソーゲームで点を取り合い2-2で終了。
韓国遠征で1-3で敗れた後、日本に渡りとてもコンディションがいいとは言えない状態。さらに日本同様、新体制で戦力的にも未完成のベネズエラを相手に日本代表はホームにも関わらず2失点でドローという互角以下の醜態をさらした。
むしろベネズエラの方がファイトしていた内容だった。


原因は繰り返すミスによる攻守の不安定さ。
パスの出しての狙い、受け手のポジショニング。攻守のチームの方向性。どれもが集中力を欠きまったく連動性がみえず混乱しているように見えた。
特に相手選手へのプレスの遅れも目立った。失点シーンは2本ともプレーの遅れから相手にシュートを打たせたことが原因だ。ウルグアイ戦で坂井が失点理由になっていたが、全体的に判断と動きが遅れており一人の問題とは言えない。また、攻撃ができなければ守備の時間も増える。

そこで全体的な動きの悪さによる本田の守備時間増、方向性によるものか不明だが本来起点となる長友へのボールの少なさが気になった。さらに大迫、柿谷の同時起用、同時交代だが香川がいれば違ったのだろうか。
今回参加しなかった、香川、内田、長谷部らが完全なコンディションであれば内容も少しは好転したかもしれない。
10月はジャマイカ、ブラジルとの試合。11月も2試合(対戦相手未定)が組まれている。少しずつ完成度を増すことを信じたい。現状のままであれば過去最低の代表にもなりうるだろう。

またアギーレにはアンカーとしても、攻守でもキーマンになりえるポリバレントな阿部勇樹選出を願う。
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2014年03月05日

明日への課題

531a91d5.jpgキリンチャレンジカップ2014
日本 4 vs 2 ニュージーランド
シュート数16:10
岡崎慎司(前半4分)
香川真司(前半7分)
森重真人(前半11分)
岡崎慎司(前半17分)
ウッド(前半39分)
ウッド(後半35分)
2014年3月5日(水)19:40
国立競技場
7.6℃ 47,670人

最後の国立の舞台で行われた日本代表の試合。
負け試合はさけたかったのだろうか。
仮想ギリシャとの対戦なのか、3年前に開催中止となった被災国同士の親善試合なのかはわからないが、今日の試合はW杯出場選手決定前の大事な時期を考えるととても残念な試合内容だった。

対戦したNZはスピードもなく、フィジカルもJリーガーたちが簡単に対応できるほども欧州を仮想できるレベルはになかった。
むしろそれよりもひどかったのは日本代表の方だった。これまでのザックジャパンの試合の中でこれほど連動性の低い試合があっただろうか。本田は再三得意ではないドリブルでボールを奪われつづけ、持ち味であるパス、フリーキックでは精度を欠いた。また香川はドリブルにキレがなく長友との動きも合っていなかった。
また後半から出場した遠藤も試合から消えている時間が多くチームはスピードを失い劣化していった。
中でも絶望的なのは守備陣のレベルの低さだった。これから対戦しなければならないW杯出場国に比べ決して手強いとはいえないレベルを相手にイージーミスが目立ち失点を生んでいた。特にひどかったのは、酒井(宏)、吉田。だが試合に出たDF陣全員をリストから外してもいいほどだった。

交代メンバーに関しても齋藤、豊田はザックの中で選手順位が低いことが明確になった。
選定を踏まえればもう少し長い時間ピッチに立たせても良くザックの采配にも疑問が残る内容だった。
個人技で得点を重ねただけで相手の状態、失点を考慮すると先行きを強く不安視させた試合となったが現段階でのウィークポイントが分かったことだけは良かった。

ただ言えることは、ファン・サポーターがこの試合をみておもしろいと思ってはいけないし、納得してもいけない。
こんな試合が日本代表がしてはいけない。
そんな考えでは日本のサッカーや日本人プレーヤーが世界のサッカーで認められる時代は遠い。
どんなに目指すはW杯優勝と口にしていても、日本のサッカーは世界的に知名度が低いままだ。

試合内容以外では足を痛めた主審が途中で4審に変わるというのは初めて見たが、国立の珍事として語り継がれていくのだろうか。
後半10分ごろ、オーストラリア人のMr. Alan MILLLINER(アラン・ミリナー)主審が左太もも裏の違和感を訴え、第4の審判員東城穣(37)が代わりにピッチへ入った。

試合内容と同じく寒かったのは演出にもある。国立での最後の代表戦と謳いアディダスが特別ユニフォームを販売したり(多くは4月の受取となるが)、入り口で国立のミニチュアを配布したが、当日に発表された「ウカスカジー」の新曲はチラシとVTRのみ、国歌斉唱も伴奏のBGMのみと雨風に冷えきっていた観衆には寒々しい演出だった。さすがにキプロス戦では恒例の無駄なイベント披露に金を使うんだろうか。
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2013年09月11日

迷走の行方

20130910キリンチャレンジカップ2013
2013年9月10日(火)19:20
日産スタジアム 6万4525人
日本 3 - 1 ガーナ
アチェアンポング(前半24分)
香川真司(後半5分)
遠藤保仁(後半19分)
本田圭佑(後半27分)

結果こそ1点ビハインドから3得点での逆転勝利と華々しい。しかし内容は散々なものだった。
前半はパスミスやポジションニングのミスが目立つ。また再三のシュートチャンスも、シュートが枠に飛ばず。逆にガーナにカウンターから先制点を与えてしまう。
1点ビハインドで迎えた後半は香川のドリブルシュート、右隅を狙った遠藤の鋭いシュート、本田のヘディングシュートで立て続けに3得点を取り返し最終的に勝利することはできた。
しかしFIFAランク上位のガーナ(ガーナ24位、日本37位)を相手といっても来日した登録メンバーは主要メンバーを欠いた17人のみ。さらにアフリカからの移動でモチベーションも低い相手にホームでフルメンバーで相対した日本は前半何もできなかったという事実は未だ迷走を続けていることを感じさせた。
果たして後半GKとFW工藤以外の6人のメンバーを使ったザックに何か見えたものはあるのだろうか。このままだと結局本番では本田1トップ復活もありそうだ。



ボアテング(シャルケ)、エシエン(チェルシー)、アサモア(ユベントス)、ムバラク(エスパニョール)、バドゥ(ウディネーゼ)、アイェウ(マルセイユ)など欧州主要クラブで活躍中の6人に加え、南アフリカW杯でも3得点決め活躍したエースFWギャン(アル・アイン)を含めた計9人は来日せず。
守備陣にはジョナサン・メンサーらレギュラーメンバーが揃ったものの、攻撃陣で6日のW杯アフリカ2次予選ザンビア戦にスタメン出場したのはFWワリスのみ。日本代表にとって課題の守備力を試す絶好の相手とされていたが、期待を裏切られる来日メンバーとなってしまった。
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2012年06月04日

圧勝スタート

e20b0da8.jpg2014年ワールドカップ アジア最終予選 第1戦
日本 3-0 オマーン
6月3日(日)19:30
会場:埼玉スタジアム

下馬評ではプレミアリーグのウィガンに所属するGKアリ・アル・ハブシ擁するオマーンの堅守が危険視されていた。
しかし、蓋を開けてみれば日本の高い個人技とスピーディーなパスワークでオマーンディフェンスは崩壊。
3点差という最終予選とは思えないほどのワンサードゲームで初戦を終えた。

続く5日後のホーム、ヨルダン戦。9日後のアウェイ、オーストラリア戦までこの好調ぶりを保てればブラジルへの道は大きく開かれるかもしれない。

しかし、今日の試合。勝っていたにもかかわらず交代枠に守備的な選手起用が多く、宮市や中村憲剛を観れなかったことが残念だった。
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2011年09月03日

初戦 辛勝

1109022日本1-0北朝鮮
吉田麻也(後半49分)
会場:埼玉スタジアム
9月2日(金)19:20

基本的にアジア予選は勝つことが目標である。チーム力強化や素晴らしい内容は2の次で構わない。
とくにこの試合。中心選手の本田、長友を欠いおり、相手が最近不調の北朝鮮といっても100%のパフォーマンスを観るのは難しかった。

案の定、序盤から決定機は作るもののフィニッシュはあさっての方向へ吹っ飛ぶばかり。柏木は自身のホームに関わらず精彩を欠いたふだん通りのプレーを見せていた。また、岡崎は北朝鮮の守備陣相手に自由に動けていたが、枠に飛ぶシュートはなかった。そして在日の英雄チュソンのシュートも阻まれ続けてしまった。

時間が経つにつれ、北朝鮮のアン・ヨンハ、チョン・テセ、リャン・ヨンギらの果敢なプレーに目が行きだしたが、全体的な質の低さから惜しいプレーで終わっていたのが残念。

試合は0-0のまま後半ロスタイム5分に突入後。吉田のシュートで何とか日本が勝利を掴みノルマは果たした。今予選のラッキーボーイとなった吉田だが、守備の甘さはいなめず、中沢、闘莉王らの復帰に期待したいところ。

台風も遠ざかり予定通り2日に開催されたため、続くアウェイ、ウズベキスタン戦への影響は少ないだろう。できる限りの修正を行って勝ち点3を持ち帰ってほしい。
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2011年06月08日

初の3チーム優勝

3f6465d0.jpgキリンカップサッカー2011
日本0ー0チェコ
6月7日(火)19:30
会場:横浜国際総合競技場

前半から海外組をフルに活用した布陣で臨んだ日本。しかし1ゴールも奪えないまま2戦目も終了。ついに2試合とも0-0という結果で今シーズンのキリンカップが終わった。勝点2、ゴール0という初の3チーム優勝となった今大会。本当に何の糧も得られなかったのだろうか。

ジーコジャパンはカウンターで奪われた1点での敗戦を繰り返していた。それに比べれば相手がどうあれ、それなりの結果だといえる。とくにまだまだ試験段階。今この時点で100%では逆に心配にもなる。しかし、得点シーン、勝利シーンを見たかったサポーターからすれば残念な結果といえるだろう。
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2010年10月09日

ザック初陣!歴史的勝利も・・・

28ca0c7d.jpgキリンチャレンジカップ2010
日本1-0アルゼンチン
岡崎慎司(前半19分)
10月8日(金)19:50
埼玉スタジアム2002

メッシが90分プレーをしてくれた。それだけだった。
アルゼンチンはアタッキングサードで“らしくない”イージーミスを連発。あきらかなコンディション不足を露呈していた。これまで対日本戦では手抜きを見せることがなかっただけに、アルゼンチンファンには非常に物足りない試合になったことだろう。

もちろん互いに未完成のチーム同士の親善試合。つけいる隙は互いにある。しかし、南米の強豪国がアジアの小国にサッカーで負けてはいけない。日本代表のがんばりぶりを差し引いても見るに耐えない残念な試合だった。

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2010年09月05日

つまらない試合だった

79ed2393.jpgキリンチャレンジカップ2010
日本 1-0 パラグアイ
後半19分 香川

9月4日(土)19:20
会場:日産スタジアム
観衆:65,157人

W杯直後の試合として注目が高まり、当日にはチケット完売となり満員御礼で迎えた初戦。うだるような暑さの中、見せられたのは低い勝負意識と精度の低いシュートショー。

相変わらず森本は前線で孤立、2列目の本田は存在感なし。松井のクロスは空をきってばかり。サプライズ?な11番を背負った香川のゴールでなんとか勝利に結び付けたものの、にわかファン以外のサポーターからはうんざりするため息しかでなかった。

たとえ親善試合、新体制初戦と言っても、お金を払わなきゃ見られない試合だ。こんな試合で喜んではいけないし、讃えてもいけない。

日本代表戦のさらなる躍進を期待したい。

本日新たに松井の離脱も発表された。
ますますガテマラ戦の意味合いが薄れそうだ。

いいかげん関西をなめるな!と誰か協会に声をあげないだろうか。
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2010年05月25日

テーハミング!

1ad31ffe.jpg5月24日(月)
キリンチャレンジカップ2010
日本 0 - 2 韓国
(19:20/埼玉/57,873人)
得点者:
6' パク・チソン(KOR)
90+1' パク・チュヨン(KOR)

戦前の予想通り、点差以上に圧倒的な実力差を見せつけられた内容だった。
もはや、世界との差よりもアジアとの差を現実的に考えても良いころだ。
たら、ればで言いだしたらきりがない。現実に日本は弱く、アウェイで完勝した韓国の方が1枚も2枚も上だった。

チキンな俊輔と、本田をマスコミがどれだけ過大評価していかを証明してくれた韓国には感謝したい。特に素晴らしいプレーを見せてくれたパク・チソンには合掌。

もはや岡田監督になす術はないようだ。
しかし、一番心配なのは、下降を辿る日本代表の3年後だろう。
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2009年06月11日

ホームでわずか1勝

090610○南アフリカワールドカップ
アジア最終予選グループA
日本1−1カタール
日産スタジアム
曇 22.6度 60,256人

8試合中、7試合が終了。ホーム戦の結果は4戦1勝3分。果たして指揮官はベスト4と予選リーグ4位を勘違いでもしているんだろうか。

FIFAランク基準ではなく、あきらかに格下と感じられたカタールを相手に日本は無得点(オウンゴール)のドロー。パスは通らず、シュートは枠に飛ばず。主審の判定に文句を言う時間はあっても、ロスタイムにチャンスは作れず。あげくには入ってもいないゴールコールが響くなど運営面もドタバタ。6万人ものサポーター(中には北澤の名前を知らないサポーターもいたが)の前で醜態をさらしただけのホーム最終戦だった。

もちろん移動疲れ、メンバー入れ替え、モチベーションの低下による難しさは否めない。しかし、わずか2週間で行われる強豪国との3連戦となる本大会では、そんな甘い言葉は吐いていられない。北澤がZEROで語っていたように控え選手だろうが、全員が日本代表。選手を4〜5人入れ替えた程度でレベルがガタ落ちになるようでは先行きは暗い。

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2009年03月29日

ようやく勝点3

0903283月28日(土)
2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本 1 - 0 バーレーン
得点者:47' 中村俊輔(日本)
19:20キックオフ 8.3度 埼玉スタジアム2002
57,276人

日本は田中、玉田、大久保の(ポストなしの似たもの)3TOPにサイドに内田、長友を擁する4バックという攻撃的布陣で、バーレーンから最終予選2勝目を奪取し最終予選ホーム初勝利と、2位以内を安全圏にすべく挑み。ホーム3戦目にしてようやく初勝利をサポーターに見せることができた。

しかし終始主導権を握りボールを支配していたにもかかわらず簡単にシュートを打たせてもらえず、14対9とシュート数はわずかに上回る程度だった。練習を重ねていたはずの長友、内田のサイド攻撃も精度の低さからバーレーンのクリアショーに終わる。
結局相手のカウンターに苦しめられ遠藤、中村コンビまでもがDFラインまで下がり中盤から守備までをこなさなければならないなど悪い意味で日本の走るサッカーが目立った。

なんとか中村・遠藤コンビによる巧みなFK(遠藤との短いパスからの中村の左足からのFK)で先制こそしたものの、その後はいつもの「惜しいだけ」の代表ショーに終わる。

結果的に暫定首位(オーストラリアは試合なし)となり次戦(6/6 ウズベキスタン(A))の勝利、もしくは残り3戦で勝点3を奪えば出場権は得られる皮算用となった。しかし世界と真剣勝負を繰り広げるチームへの道はまだまだ遠そうだ。
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2009年02月12日

見所無きドロー

090211ワールドカップアジア最終予選
日本代表 0 - 0 オーストラリア代表
2009年2月11日(水)19:20キックオフ
横浜国 曇り7.5度 65,571人

惜しいシュートは何本もあった。(総シュート数 日本11:3オーストラリア)
しかし終始それだけ。再三サイドや中央ライン付近からクロスを送り、数少ないトップの選手に繋げるも大型DFを崩せず。また、味方選手が何度も体を張ったプレーで得たFKのチャンスも、中村・遠藤から放たれたボールは虚しく空を切り続けた。

惜しいプレーは歴史にも記録にも残らなず、時とともに記憶からも消え去っていく。本選出場をつかんだ時点で初めて賞賛されるドローという結果も、ホームアドバンテージの高かった一戦では負けに等しい。

確かにオーストラリアの守備はアジアの中ではレベルが高く、アウェイのドロー狙いで来たチームを崩すのは難しかったかもしれない。しかし、それはアジアレベルだけの言い訳に過ぎない。ここにルーニーや、C・ロナウド、トッティレベルの選手がどちらかにいたらどうだろうか。試合にはきっと白黒の星がはっきりついていたに違いない。
世界を相手に戦うチームとしては崩さなくてはならなかったし、惜しかったでは許されない時限だった。
基本的に本戦出場は間違いないと思うが、内田のコメントのように「思っていたより」と発言するくらいなら得点に絡むプレーで勝利を掴むべきだったし、さらに上のレベルの国との一戦では落ち着いてプレーを見せろと言いたい。

冷え切ったスタジアムの中でタフな打ち合いもなく、枠に収まらないシュートショーに歓声を送り続けた65000人のサポーターたち。その中には選手の所属チームや、数人の選手の苗字しか知らない観戦者も少なくなかった。もちろんレジャー気分でスタジアムに足を運ぶのは自由だと思う。しかし、こういった重要な試合に赴くときくらいは、少しお勉強をして足を運んでほしいと思う。

来月のバーレーン戦では果たして勝利が拝めるだろうか。陽気な季節の下「サクラ散る」ことのない事を願う。

【サッカーショップ加茂】日本代表 ホーム オーセンティック VS オーストラリア


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2009年02月04日

ホームゲーム

090204キリンチャレンジカップ2009
日本代表5 - 1フィンランド代表
(国立)2009年2月4日(水)
19:20 キックオフ 5度
国立 34,532人
15' 岡崎慎司
32' 岡崎慎司
44' 香川真司
48' ロニ・ポロカラ
57' 中澤佑ニ
87' 安田理大

前売りと当日をあわせ実質28000枚と発表されていたものの、6000人ほど増していたのは協会がスポンサー企業にばら撒いたためだろうか。
予想を反して集まった観客を満足させるかのようなゴールラッシュで大一番を前に快勝を見せた日本。
しかし、終始優勢を保ったこの一戦が果たして1週間後に迫ったオーストラリア戦に、どれだけの効果を見出せるのかは疑問だ。

フィンランドは前評判どおり身長だけのチームだった。たまに大雑把ながら素早いパスましから日本のスペースを狙い持ち込むものの、決定機では精度が低く決めきれず。終始積極的なプレーがほとんど見られなかった。
日本は前半15分と流れを掴むには絶好のタイミングで得点を奪うと前半までで3得点、後半にも終了間際までペースを保ち得点を重ねた。しかし、強豪国レベルのプレスや速攻もない中で目に余るほどのパスミスやシュートミスなど闇雲なプレーが目立った。
キーパーの都築を含め今日出場したほとんどの選手が1.5軍レベルだっただけに、おそまつな部分はいたしかたないものの、壮行試合にもかかわらず交代の遅さや少なかった指揮官の采配にも疑問が残った。

海外組との融合で全く違ったチームになることに不安と期待が入り混じるが、3年前に目前で見せつけられたカイザースラウテルンの悲劇が蘇る事のないことと、菅野の代表初出場を願う。



TBS系で4日に放送されたサッカーの国際親善試合、日本−フィンランド(後7・15〜)の視聴率は9.4%(関東地区)。08年最後の試合となったW杯アジア地区最終予選バーレーン戦(11月19日深夜1・10〜)の平均視聴率が10.0%、同予選イエメン戦(1月20日後7・20〜)の視聴率は10.8%だったことを考えると低い数字。また、豪州戦の前売り入場券が完売しているのとは対照的に、フィンランド戦の売り上げは苦戦。日本協会が職員100人以上を動員してチケットを販売、「200枚以上売った部もあった」(協会関係者)。また、スポンサー関連に多数の招待券を配布した影響で、スタンド下でたばこを吸う“無関心サポ”が目立った。

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2008年10月16日

アジアで勝てない国に未来はない

081015-22010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本 1 - 1 ウズベキスタン
10月15日(水)
19:30 埼玉 55,142人 晴れ 19.3度
・得点者:
27' シャツキフ(ウズベキスタン)
40' 玉田圭司(日本)

中村の右サイド、香川のスタメン起用、稲本の途中出場のタイミング、短い芝で地の利を活かした筈のパスミス。
挙げれば尽きない負の要因。
どう考えても、日本から見て、いまだ勝利のない最下位のチームを過小評価しすぎていたとしか思えない。
これが監督の采配の全てだったのだろうか。
今予選これまで無得点だったチームに
最も要注意な選手による初得点で勢いづけてしまった上、前半終了間際の同点でサポーターはまるで勝ったかのような歓声をあげる。
勝たなければアウェーでの次戦の戦い方が難しくなることもしらず。

試合を通して14対5と約3倍ものシュートを放った日本だったが、先制点は前半27分、闘莉王のクリアミスから日本が得意とする戦術そのまま、味方のクロスに走りこんで蹴りこむシャツキフのゴールで先制される。
日本はプレスをかけるウズベキスタン相手にバックパスを多用、個人のパスも3秒以上かかるなど、代表らしからぬプレーを見せつづけた。
40分に中村のクロスを、大久保が折り返し走りこんだ玉田ゴールと、日本のお家芸的なゴールでようやく追いつく。
しかしその後もミスばかりのパス回しでボール支配率をあげるものの、逆にウズベキスタンのダイレクトパスに翻弄され窮地にたたされる。
62分に大久保に代え、岡崎を投入。76分に香川に代え稲本をようやく投入。
点を狙わなければならない終盤、玉田に代えて興梠を投入するなど、経験の浅い選手のビギナーズラックに駆けた采配も振るわず。
最終的には、「勝てるはず」の試合は「なんとか掴んだ」ドローで終わってしまった。

結果、オーストラリアの圧勝によりカタールにとっても、次戦は自分たちのホームで負けられない試合になってしまった。
UAEとの親善試合以上に、見所のない試合を見せた日本に勝つすべがあるとは思えない。
カタールに負けて監督交代劇を披露するだけで果たして変貌を遂げられるというのだろうか。

なんとか、1ヶ月という限られた時間で得られるものを勝利につなげてほしい。
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2007年06月06日

3大会ぶり優勝

b0121375.jpgキリンカップサッカー2007〜ALL FOR 2010!〜
第3戦
2007年6月5日(火)
19:20キックオフ
埼玉スタジアム2002
45,091人
日本代表 0−0 コロンビア代表

前半はコロンビアの強い当たりと巧みな足技に動きの鈍い日本はほぼ防戦一方の展開を強いられる。時折パスが通りシュートを放つも決定的なチャンスには繋がらず。ハーフタイムにオシムジャパン初招集初出場の中田、稲本に代え羽生、今野を投入し普段通りのサッカーを取り戻し得点を狙う。後半に入りコロンビアのファウルからセットプレーのチャンスを再三得るもコロンビアのスピードと高さに優れた守備を崩せず決定機を欠いた。後半35分コロンビアは5人目の選手を投入、同時刻にオシムは引き始めたコロンビア陣営のスペースを狙い3人目の交替枠として遠藤に代え巻を投入し2トップに変更。終了間際に藤本、播戸を投入するもチャンスをいかしきれずスコアレスドローのままタイムアップ。日本は1勝1分けでコロンビアと並ぶも得失点差でわずかに1点上回り、92年以降3大会ぶり9度目優勝を果たした。

アジア杯初戦まで1ヶ月。ここまでに得られた貴重な経験と課題を無駄にする事なく真の初タイトル獲得を目指して精進して欲しい。
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2007年03月25日

すべては2010のために

11f3ac58.jpgキリンチャレンジカップ2007 - ALL FOR 2010! -
日本代表 2−0 ペルー代表
2007年3月24日(土)
19:30 曇り14℃ 60,400人
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)

得点:
19' 巻誠一郎(日本)
54' 高原直泰(日本)

オシム体制初の巻ゴール、川口100戦出場で完封、先発2TOPがともに昨年5月以来の得点(高原:06年5月30日のドイツ戦以来,巻:06年5月9日のブルガリア戦以来)。様々な付加価値とともに終えた初戦は、アジア杯、来年から始まる南アフリカへの幕開けとして及第点といえる試合だった。
中盤でポジションを変えながら流動的に素早くボールを回し相手に考える時間をあたえずサイドから持ち込みセットプレーを奪い得点につなげる。84分欧州組を一度に下げMF藤本、家長、水野を投入し止まりはじめたペルーを押し込みワンサイドゲームを演出させるなど、現状では理想的とも言える内容で93分間6万人の観衆の目を飽きさせる事なくプレーが続いた。
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2006年06月25日

カナリヤの英雄

40806022.jpg6/22(木)
19:20スタジアム内へ
21:00ブラジル戦(ドルトムント)
1-4
63000人 18℃

クロアチアと並ぶ2得点も勝点1で最下位。
3試合目のキャプテン宮本の不在が響いたか失点は4チーム最多の7。
ジーコ率いる日本代表の4年間の結末はグループリーグ最下位という結果で終わった。
この4年の間、いつのころからかジーコの名がコールされると嫌悪感だけが胸に巡っていた。
1次予選オマーン戦後、最終予選ホームバーレーン戦後でも遅くはなかった。
いづれかに解任劇が催されれば少なくとも4年後に繋がる代表育成ができたかもしれない。

それでもドイツに赴き、ジーコの采配を祈り信じた代償は
きっといつまでも胸の中に残り続けるに違いない。

まだ終わってないぞ。1点じゃ足りないぞ。
マダオワッテナイゾ。イッテンジャタリナイゾ。
代表に向かって沈黙のブルーゾーンから叫び続けた試合を僕は忘れる事はないだろう。
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最下位決定戦と呼ばれた試合

1ad78af7.jpg6/18(日)
12:00開場
15:00クロアチア戦(ニュルンベルク)
0-0
24℃
42000人

座席付近でCX渡辺カズアナ、TBS久保田アナをみかける。
また近くのサポーターがFIFAから取材を受けていた。

逃した勝点3と掴んだ勝点1。
最悪の結果を考えると
必ずしも悲観する結果とは言えなかったが
その後に控えるキングとの一戦には現実的な数字には映らなかった。
しかしこのチームで果たして勝つ可能性がどれだけあったのだろうか。
後手後手のプレーに不正確なシュート。
とてもじゃないが指揮官の有力な指令が下っていたとは思えない。
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挫かれた出鼻

ed2b9722.jpg6/12(月)
11:00シャトルバス停留所発
12:40スタジアム着
15:00オーストラリア戦(カイザースラウテルン)
1-3
46000人

気温は30℃強。湿気がない分耐えられない程ではないが選手達には過酷なコンディションだった事だろう。
先制点を奪ったものの、その後に大きく響く3失点での逆転負け。
32分までピッチに立たせた調整不足の柳沢に代え
小野を投入した意図は前線でボールをキープしたかったんだろうか。
玉田、または大黒と交代させなかった理由を指揮官に問いたい。
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2006年05月15日

バイバイジーコジャパン

96f3ea82.jpg日本0-0スコットランド
5月13日(土)
会場:埼玉スタジアム
58,648人
9℃

キックオフ1時間前には
霧雨がスタジアムに降り注ぎ吐く息は白くなった。
この時期にはめずらしく10度をきる寒気が埼玉を襲った。

W杯控え組み中心で挑んだジーコジャパン最終戦。
昨年同様、最下位の結果に終り約1千万円を賞金目的の出稼ぎ国に献上した。
控え選手の攻撃陣の評価はさておきここにきて改めて不安な守備陣を見せつけた。
サイドをおもしろいように何度も同じように崩されれば、たった1人でドリブルを仕掛ける相手には数人で対応するもあっさりシュートに持ち込まれる。

いわゆる強国と呼ばれる代表チームには各ポジションに海外経験のある選手がいるが
国内組、海外組と何年も討論され続けている我が国には、少なくとも今現在海外レベルで闘い続けられるDF選手が存在しない。
レベルの低いリーグのレギュ−ラ−出場から代表に呼ばれスタメンに甘んじていたおごりが、ここ数年の世界との格差を広げている要因の一つに思えてならない。


とりあえずこの試合を最後に日本でジーコの代表采配が終わる。
今日まで次大会を見据えた代表強化が一切行われなかった事が
4年後、必ず悔やむ日がくるだろう。

明日は久保、玉田でなく、巻、佐藤そして阿部の選出を祈りたい。
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2006年02月24日

ジーコジャパンラストマッチ〜07アジア杯〜

a8bf609b.jpg日本6ー0インド

2月22日(水) 19:20
会場:日産スタジアム
38,025人
11.8℃

結果的には得点量産無失点での勝利。2年前の同カードに並ぶ結果となった。
しかし前半は無用なゴール前のパス回し、不用意なパスミスが目立ち、32分にようやく小野がジーコジャパン100ゴールを叩き出すものの、相手のクリアミスによる結果に過ぎなかった。
相手GK1ナンディはキャッチミスが目立ちファンブルを起こし続けていたため、わざわざDFの多いペナルティエリアまでパスを繋ぐ必要はなく、小野、小笠原、サントスらのミドルシュートからチャンスを作り出せば良かった。前半12本のシュートから生まれた得点はわずか1点止まり。
後半14分、小野から右サイドの加地へ、そしてDF2人を抜いた加地から再び小野へパス、長谷部が小野からパスを受けダイレクトシュート、これが巻に当り追加点を奪う。24分サントスのCKに合わせた福西のヘディングゴール、その後33分DFの裏でパスを受けた久保が左足を振り抜きゴール、37分には30分に巻と交代で入った佐藤が加地から空いたスペースへのパスを受けドリブルシュート、代表初ゴールを決める。終了間際48分小笠原がペナルティエリア内に持ち込んだボールを福西へ送るが福西がスルー、これを受けた久保が左足で左サイドへシュート、久保がこの試合2点目を刻むなど日本代表は6点ものゴールを決め初戦を終えた。

6得点の勝利は簡単ではない、しかしこれは前後半トータル30本のシュートを(放つ事が難しくなかった相手に)放った結果である。しかも対したインドはシュート数3本、CKに至ってはたったの1本しか放つ事はできないほど日本に比べお粗末なものだった。守備に力をいれていたが、試合を通して巻、久保らFW陣の動きを封じきれすにいた。W杯出場国の中でこれだけ引いて守りなおかつ容易く点を奪えるチームは存在しない。W杯壮行という点では全くもって無意味な試合だった。さらにジーコ日本としては2年前の1次予選で守るチームを攻め落とす課題はすでにクリアしている難題でもあった。
たしかに2年前は小野を含め柳沢、中村ら当時の海外組を起用しての7点差での完勝であったが、現在日本イレブンが置かれている状況はさらなる成果をもとめれらる段階に達している。
結果論で言えばこの試合10点差で勝ってもおかしくはなかった。しかし、インド程度の相手にただ点を重ねて勝っても意味がない。バランスのよい試合展開でチャンスを逃さず得点を決めることにこそ意味が合った。
今日の試合で6点奪うなら前半で少なくとも3点、後半メンバーチェンジ、フォーメーションチェンジで3点奪えば良かった。

W杯前の唯一の公式戦、ジーコジャパン最後のアジア杯を無意味に終えた代償がドイツの地で思い知らされない事を祈る。
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2005年11月17日

負け試合=ホームでの辛勝

803c9903.jpgキリンカップサッカー2005
日本1―0アンゴラ
2005/11/16
競技場  :国立競技場
入場者数 :52406人
天候   :9℃
キックオフ:19:20

アンゴラのスピード、フィジカル、シュートの精度にアフリカ勢の恐さは見受けられなかった。まるで2年前のナイジェリア戦(8月20日・国立競技場)を彷佛とさせた。日本のエース、中田、中村にマークが1人程度、前半は特にディフェンスが下がり気味だった。シュートの精度もアジア下位国のレベルだった。それにも関わらずホームでの試合終了間際の得点での辛勝。
さらに日本はアンゴラの5人フル交代に比べわずか3人の交代。福西、加地らが抜けていたとは言え内容、結果共に不本意な内容でW杯前年を終えた。
初出場を決めたあの日から8年を迎えた日、日本が超えなければならないハードルは、国内外の認識の向上によりさらに高くなっている。
選ばれしメンバーには1月からの合宿から勝負への気持ちを一段と高める事を願う。

○アンゴラ戦への経緯
(ジーコは当初「アフリカの最強国」または「欧州ベスト5国」との試合を協会へ要望していた。)
イタリア[キャンセル]

コートジボワール[キャンセル]

トーゴ[キャンセル]

アンゴラ[確定]

前半開始から12分の高原のゴールを大きく超えたシュートまで日本はアンゴラの引いたディフェンスを切り裂いた。5分の高原がサントスとのワンツーからチャンスを作り走り込んだシュートはゴール上へ。7分の中村のミドルシュートも枠をそれた。サッカーはキックオフから15分以内のプレイが試合を決めるという言葉を聞いたことがある。15分以降アンゴラが前線に広がり出すと日本は目立ったチャンスをつくり出す事もできず、逆にアンゴラに攻め込まれ不安定差を露呈した。アンゴラは攻勢を掴むもフリーキック、シュートの精度の低さからスコアレスドローで前半を終えた。
後半開始早々駒野のミドルシュートを放つも枠をそれる。
パスを多用する日本に比べアンゴラはゴールエリア手前からもシュートを多く放った。
川口の好セーブから失点を免れる。
アンゴラは7分17分にはフリーのポジションからシュートを放たれるがボールはコースをそれ得点できず。
日本は20分田中に代え松井を投入し4バックへ以降。
この後駒野により右サイドからの起点をつくり出した。
日本は中村のフリーキック、高原、34分高原に変わって入った大黒のシュートの精度が上がらず得点できず無得点のまま45分の掲示を迎えた。
ロスタイム突入直後、中田のプレスによりアンゴラディフェンスがボールをクリア。スローインを受けた中村がサイドチェンジでゴール左の柳沢へ送る。柳沢がクロスボールをヘディングへ中央へ送り、駆け込んでいた松井がわずかに右へ入りジャンピングヘッドで叩き込み勝負を決めた。
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2005年08月20日

リベンジ果たす

a5f8eb78.jpg2006FIFAワールドカップドイツ大会
アジア地区最終予選
日本代表 2-1 イラン代表
8月17日(水)
19:30キックオフ
66,098人
横浜国際総合競技場
28’加地亮
76’大黒将志
79’ダエイ

監督:
ジーコ[5.0]
勝負には勝ったもののロスタイム直前の投入、あと1人の交代枠の未使用等、あいかわらず采配に不安が残る。

GK:
川口[6.5]
DFの裏をついたシュートなどを安定したセービングで防いだ。

DF:セットプレー、空中戦の競り合いにいたっては完敗。
田中[5.0]
後半反応の遅れによりイランに裏を取られる。
宮本[5.0]
相変わらずの引きめのラインはバランスを崩しかけた。
中澤[5.5]
イラン攻撃陣に対し果敢に前へ出る動きは他DF選手に勢いを付けた。
加地[5.5]
日本に先制点をもたらすも相変わらずの精度の低いクロスは再三の決定気を逃した。

MF:
福西[5.5]
安定した守備を見せるも得点に絡む動きは目立たなかった。
遠藤[5.5]
安定した守備を見せるも得点に絡む動きは目立たなかった。
(84分:今野[出場時間の低さから評価ならず])
三都主[5.5]
アジアレベルでは有意義なスピードを見せるもチャンスメイクの低さは相変わらず。2点目に結び付けたドリブル勝負、コーナーキックはアジアレベルながら攻撃的な印象を見せつけた。
小笠原[5.5]
セットプレーにもいつもどおりの精度が見られず。イマイチ感を露呈。

FW:
大黒[6.5]
終始前線でのスペースを狙いイランDFを翻弄。イランにとって驚異の存在を演出した。
玉田[5.5]
中盤の位置でボールを受け取る場面が多く本来の仕事ができなかった。
(89分:阿部[出場時間の低さから評価ならず])

フェアフラッグフェアラーの選考基準(ホームゴール裏からは男2女2に対しアウェーゴール裏からはイランサポ男1女1という差別感を抱く選出)、ら杯スポンサーの為か用意されたビールはバドワイザーだった事等、一サポーターとしては運営に疑問と不満を感じた。
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2005年06月19日

コンフェデレーションズカップ

e07309c4.jpg・スタジアム着17:10
★コンフェデレーションズカップ
B組
日本1 VS 2メキシコ戦 キックオフ18:00
ハノーバースタジアム 24096人
1時間前に到着。会場には人が入り始めていたが空席が目立だった。
ほぼ8割がメキシコサポーターで埋まっていた。多さにも驚いたが、日本人サポーターの少なさにもまた目を疑いたくなった。あれだけ最終予選でお祭り騒ぎしていた方々はやはり国内ブラウン管専門なのだろうか。いや、それよりもウルトラスの応援が聞こえなかった事だ。メキシコのそれが日本のものに酷似していたためあまり違和感はなかったが、まちがいなく日本の歓声は耳に入らなかった。これがコンフェデというものなのだろうか。隣国のワールドユースの方が注目が高かったのだろうか。
先日の発表でさらにランキングに差がついた両国。18戦無敗の相手とは言えリベルタドーレス杯出場組を4人も欠いているチームに、最終予選と同様の緊張感をもって望めば勝利への道筋も明るいと期待した1戦だった。

試合開始から数分サントスのパスミス、シュミレーション判定ぎりぎりの転倒など、メキシコによる左サイドからのアタックに早くも押されはじめる。
11分宮本のパスを中央で受けた小笠原が右サイドに駆け上がった加地の前方へ絶妙なパスを送る。追い付いた加地が素早い横パスをゴールに放り込むと、長いハイボールへの対応が得意な柳沢が中央に駆け込む左のアウトに軽く当てゴールに送り込み先制。
その後も
13分中田の中央の駆け上がりからのパスがサントスに通るもDFのスライディグによりタッチを割りチャンスを失うが
14分中村のパスに併せた柳沢のシュート等少しずつ連係に熱が入る。

しかし日本の流れが訪れる事はなかった。
サントスが17番にフォンセカに気を取られるばかりにスペースをつくりすぎてしまい。いつまでも左サイドの危険度が下がる事はなかった。
24分左サイドに持ち込んだ中村が逆サイドのゴールエリア駆け込んだ中田にボールを送るがDFにガードされボレーシュートは空振りに終わる。
28分サントスによる後ろからのスライディングによりFKをあたえてしまい。フリーの9番FWボルヘッティに頭で合わされピンチに。しかし川口のパンチング、田中のクリアにより脱する。

エキシビジョンはリアルタイムの画像を流し続けるため、時間やスタメンを確認する事ができなかった。
(メンバー交代、得点の際のみ表示された。)

メキシコはサイドから中央に送り長身なFWによるセットプレーを繰り返し、日本に攻撃の手をあたえない。

39分フリーの7番MFシーニャが絶妙なクロスボールを受け、落ち着いて放ったドライブシュートがゴールに落ち同点とされる。(1-1)

メキシコサポーターの陽気な歓声が全体を流れるウェーブに乗り会場中に響きわたる。

中田がボランチの位置から再三TOPまであがり攻守に貢献するが縦への連係が噛み合わず好機をつくれないままロスタイムの1分も終了。


後半開始早々からDFラインの隙を突かれボールを持ち込まれる。
福西の左手にまかれたテーピングが目につく。
7分6番MFトラード(攻撃的)、21番ロサーノに代え22番ペレス(6/8の地区予選で得点)、24番ピレラを投入。
13分腰痛の為プレーの精度が不安視された中村に代え稲本を投入。稲本が得意のワンツーでの上がりを見せるもメキシコDFに連係を切断される。
19分田中が9番FWボルヘッティへのファウルからFKをあたえてしまう。FKを左に短く出しそのまま左サイドを抜け出され、中にいる9番FWボルヘッティへ通り1度外のペレスへ戻し再び中へ送ったボールに17番FWフォンセカがヘッドで併せ勝ち越し。(1-2)
22分8番MF小笠原に変わり16番(地区予選まで31番)大黒を投入。4-4-2の布陣で稲本、中田とのホットラインで縦への突破を期待したい。
しかし日本はここの選手の踏み出しの遅れからか、スピードが弱まりつつあるメキシコの裏をかくことができない。
37分3番DF茶野に代え9番FW玉田を投入しさらに攻撃に力をそそぐ。
41分決勝点を決めたFW17番フォンセカに代え守備的MFJ.P.ロドリゲスを投入
44分45分と玉田が果敢に相手ゴールエリアに突破を仕掛けるがすでにスタミナが消耗している選手達には辛い時間帯となっていた。
ロスタイム2分ここのタイミングで蹴るには得点の確率が低いサントスの放った左CKはDFに弾かれ中に浮く。
試合終了後足早にピッチを去った代表とは裏腹にメキシコイレブンがピッチの上で会場を囲むサポーターと勝利の喜びを分かち合った。

・レストランにて夕食(ドイツ料理)20:45〜22:30
レストランまでの道のり、通りすがりの現地の女性2人組に何やら笑いかけられた。同行の過多に通訳していただいたところ「まさか負けたの?」と言っていたらしい。すでに国中で日本の戦いぶりが笑いものなっていたのだろうか。
レストランのテレビではブラジルーギリシャ戦が放送されていた。ブラジルの個々の技術に今し方敗戦を終えたチームへの重い試練に映った。
料理はあふれるほどの肉肉肉・・・イメージはドカッ!前菜のアゲパンから高カロリーを体内に流し込むドイツ料理。年輩の方がみんな割腹がいいわけだ。

・オープンカフェ23:00

・ホテル着23:30
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2005年06月05日

バーレーンVS日本

05060300
2006年FIFAワールドカップ
アジア地区最終予選B組
バーレーンVS日本
19時35分キックオフ 気温36度 湿度50パーセント強
約3万人収容
日本人サポーター約2000名
(約1200+在留約800)

選手ウォーミングアップが始まると中田は1人、アンダーウェアで足下のボール回しを中心にアップを続ける。露出された肌は流れ出る汗で輝いている。
メンバー紹介、国歌斉唱の案内等日本語のアナウンスが流れる。
○19時35分(日本時間25時35分) キックオフ
サントスのドリブルは3枚の壁に阻まれ、柳沢への高いロングボールは長身のディフェンダーに弾かれる。日本は攻撃を仕掛けるもシュートまで及ばない。
バーレーンは4バック2ボランチ、6枚の壁で侵入者を許さない。
加地が右サイドで上がる場面も、仲間の顔出しがなくスペースを作ってしまう。
24分 中村のパスを受けたサントスがゴールエリアで倒されるが笛はならず。自ら捕られたボールを奪い返し、再びゴールエリアで足をかけられ倒され、今度は主審が笛をならす。しかし結果はサントスの「シミュレーション」テヘランに続き、バンコクに立つ権利も失う。

中田は福西、宮本と声を掛け合い中盤の意識を統一する。

33分 福西は右サイドがフリーにも関わらず、センターラインまで上がっていた田中へボールを戻す。田中は中村へ縦にパスを送る。中村は素早く後ろに位置する中田へショートパス。中田はやや斜左に移動したの中村へ戻すと中村はヒールでゴールエリア手前にいた小笠原へ送る。小笠原は右へ走り出した中村に合わせず、素早いフェイントでディフェンスのタイミングをずらし、直接ゴール左隅へシュートを放ち日本先制。(0-1)
35分 バーレーンが低い位置からワントップで上がっているフセイン・アリへロングパス、中澤に競り勝ったアリがフリーでシュートを放つが精度の低さからゴール左へ大きくそれる。
44分 サントスのボールを後ろから巧みに奪ったユースフに対し、日本の4バックはプレスをかけずラインを下げフリーにしてしまう。ユースフがタイミングを併せ放ったシュートはドライブをかけ川口が前かがりになった日本のゴールマウスを襲うが数センチのズレからサイドバーへ弾かれる。バーレーンの選手がつめていたがボールに触れ損ない、チャンスを失う。

中田はすぐに加地、中村、小笠原、柳沢に声を投げる。

ロスタイム2分後前半を終える。
後半福西との接触が原因か、要のサルミーンが交代、また右サイドのスピードスター、フバイルもピッチを降りた。ともに2人のFWと交代した。
日本は交代をしない。好調な大黒、稲本はハーフタイムアンダーシャツで汗を出しその時をまつ。

後半に入り、ホームとはいえ暑さからの消耗に走りだしが遅れだしたバーレーン、柳沢のポジショニングにバラツキを見せる。ポジションを3バック、3-5-2に代え中盤からのプレスを強めた。

湿度は50%を超え、ピッチに立つ選手を消耗させていく。

13分 サントスがバーレーンの選手に足をかけてしまう。熱くなりやすい性格から無用なファウルを生み出してしまう。

バーレーンは中田の身体を入れたプレッシングから中々ボールを回す事ができない。

18分 倒されてFKを得たにも関わらず中村がボールを置かなかったため審判が遅延と判断し、笛を拭く。サントスに続き、日本のファンタジスタもバンコクに立つ権利をはく奪される。

ディフェンスの田中がスタミナの消耗による意識の低下からファウルによるボール奪取や空中戦でのタイミングミスを起こす。

24分 相手のボールをカットした中田がイエローを受け、3人目の第5戦出場停止者となる。

28分 田中が疲労の蓄積から足をつるが、ジーコは動かない。

30分 加地が中村とのワンツーで抜け出して渡したパスを柳沢がゴールエイリアで受けた瞬間、ディフェンスに倒されるが審判は試合を流す。

31分 腰を痛め動きが鈍くなった中村に変え中田浩二を投入。ボランチは稲本でよかったのではないだろうか。大黒の投入はない。

32分 柳沢がゴールエリアでDFと1対1の状態で小笠原のパスを受け、前に出たキーパーをかわし絶妙なシュートチャンスを得るも後ろから来た小笠原にパスを出してしまう。小笠原のシュートはディフェンスがクリア。

バーレーンの足は敢然に芝に絡み付き鈍さを露呈し始めたが、日本はパスミス、判断ミスから決定気を逃し続ける。

40分 バックスタンドからペットボトルが降り始める。かなりの数が照明に照らされる。

42分 小笠原に変わり数分タイミングを待たされた稲本がピッチへ。

45分 柳沢とワンツーをつなぎ放った稲本のシュートはゴールを左へそれる。
柳沢に代え玉田を投入。大黒の投入は消えた。

ロスタイム2分も両チーム得点機を作れず終了。

中田は玉田へ言葉をかける。

8日の北朝鮮戦では小笠原を司令塔にしたアントラーズトリオなる意見もあがっている。日本ランド前半のメンバーにサントスが欠けたのみの布陣でジーコの目に狂いがないのであれば、稲本、大黒の先発起用を祈りたい。
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2005年05月28日

目覚めよ日本

5014a9fb.jpgキリンカップサッカー2005 5月27日(金)
国立霞ヶ丘競技場 19:20開始
第3試合日本(3位)0-1UAE(1位)
53,123人
優勝:10万USドル、準優勝:5万USドル、3位:1万USドル

前日までに監督は守備の陣形に集中し、攻撃よりも守り、負けない(勝よりも分け)サッカーになることを公言していた。
電光掲示板に写し出される華麗な映像に稲本と登場はなかった。ペルー戦69分という遅すぎる投入も、大黒とのホットライン形成し原動力となった好調の稲本をなぜ外すのか?(終始笑顔のアップ時からも調子の良さは垣間見れた。)
逆にペルー戦で先発起用も足をつりDFラインを崩していった坪井の起用。中澤の代用といえど彼には荷の重い役割を任命された。

[前半]
5バック2ボランチの7人で守備を固めるUAEに対し、日本は慎重に展開するよりも前に出る事を余儀なくされる。日本は左CKをサントス、右CKを小笠原が担当。イラン戦では小野(小笠原と同時先発ではなかった)が右CKを担当していたのでおやっと思っていたが途中から小野の右CKもみられるようになった。

UAEは03年自国開催のワールドユース組メンバー(コロンビアに1-0で敗れベスト8。平山、坂田、徳永、成岡、今野、永田、川島らを要した大熊ジャパンも優勝したブラジルに5-1で完敗するも、韓国、エジプト等のライバルを下しベスト8。坂田は日本人初のワールドユース得点王を獲得。)を基盤に同大会でMVPに輝いたイスマイル・マタルが攻撃の起点となって、日本の隙を付いたするどいアタックをしかける。

小笠原、鈴木がUAE選手に倒され日本のフィジカルコンタクトの弱点が浮き彫りになる。
25分小野のリフティングを連想させるトリッキーなシュートは惜しくもゴールを超える。
UAEは全体的に下がり目なため中盤での組織が不安定なため、仲間の飛出しに併せるパスで攻撃を仕掛ける。
日本は加地が得意の右サイドの上がりを何度も見せるが数人のUAE選手のプレスからクロスをあげられず、チャンスを作れない。
29分小笠原とサントスがパスを繋ぎDFラインを突破、再びボールが小笠原に戻り放たれたシュートはDFにクリアされる。
34分初の先発出場となった大黒はトップで鈴木とポジション移動を繰り返しながらボールを受けシュートを放つがGK正面でキャッチされる。

UAEは徐々に上がり始めた日本の最終ラインの裏をつき決定機を生み出していく。

44分小野がゴールエリア手前でUAEの選手にファウルを行いFKを献上してしまう。イラン戦の記憶が甦ったがカードは出ず、UAEのFKもゴールを大きく超えた。
ロスタイム2分も日本はシュートまでの過程が作れず、UAEは鋭いカウンターも正確性の低いキックから得点には結びつかず、両チーム無得点でピッチを引き上げた。

ハーフタイム、UAEは1人もピッチに出てアップをしなかった。全員でミーティングを行っていたのだろうか。試合中も宮本は田中位置を、小野は福西、サントスと細かな意識の確認を行っていた。

[後半]
前半同様日本が前線に押し込む。逆にカウンターがさらに安定してきたUAEの攻撃に最終ラインが福西、宮本の2枚のみという危険な場面も作られる等、DFラインのズレが生まれ始めた。

6分小野のドリブルからの突破から直接放たれたミドルシュートはゴールに霞む事なく、トラックに消えた。

前半左サイドよりにプレーしていた小野は後半右よりにポジションを変えてプレイ。

19分 鈴木隆行に代え玉田圭司を投入。

日本はDFラインが加地1人になってしまうなど、DFラインの悪化に歯止めがかからない。

23分アリの右サイドの突破を坪井が内側からプレスをかけるも、頭1つ抜かれシュートを打たれる。UAE先制0-1。

25分小野からゴールエリアで受けたパスを大黒がシュートを放つがバーに嫌われDFにクリアされる。
26分スピードの落ちたつぼいに変え本山を投入。負けから引き分けへもどすために高い位置からのプレッシャーを高める。
29分アジジの突破を宮本、田中の2枚でしか対応できずもなんとか危機を逃れる。
日本は前屈みの攻撃過多の意識が抜けず、あっさりと突破を許してしまう。これがこれまでの合宿の成果なのだろうか。
31分相手選手と接触した田中が脳しんとうの為、急遽召集された茶野と交代。
6月のマナマへ不安感が募る。
稲本はまだベンチを立たない。

35分福西に変え稲本がピッチへ。先のプレーよりさらに短い10分程度のプレーとなった。
ロスタイム3分もUAEの華麗かつ露骨な?時間稼ぎに日本の攻撃は冷静さを欠きネットを揺らす事はなかった。
試合終了小野はひざまずき、宮本は仰向けに倒れ、13年振りの全敗無得点でジーコジャパン3度目のキリンカップの幕を閉じた。

サポーターの大ブーイングの中、日本選手たちは頭を下げ、UAE選手はピッチ中央にむらがりキリンカップをかかげ手をつなぎ輪をつくる。
その景色がとても対照的に映った。

前半15分過ぎからすでにほころびは見え始めていた。いつまで小笠原、加地、坪井を使い続けるのか?実際何を念頭に試合を考えているのか?等方向性の見えない内容のまま。日本が仮に1点でも入れて勝ってしまうくらいなら、負けた方が先に繋がるだろうと考えて観戦していたが、サポーターとしては、やはり負け試合はあまり観たくないなと思い知らされた試合だった。

来週の金曜日、マナマの地で自分の眼前に映るのは明か暗か。
土曜の成田には笑顔で降りれることを願う。

20年の歴史を誇るキリンカップ。
日本をホストに2ヶ国を招待という形式は92年に始まる。
「無得点」「2戦全敗」は92年Jリーグ開幕を目前に初の外国人監督(オランダ)ハンス・オフトを就任し日本サッカーの未来を展望し始めた時代に、強豪アルゼンチン、ウェールズを迎えての結果だった。
時代も違えば、選手も違う。比較する事からナンセンスだ。しかし、3度目のW杯を狙う2年連続アジアチャンピオンの国がテストマッチの為にあえて招待した未完成の噛ませ犬チームに2敗・・・
(97年最終予選途中監督更迭騒動を初めて起こした加茂ジャパンは3大会連続1位)
今の日本チームが必要不可欠なタクティクスを備えるために世界に誇る情報収集力と財力で調べあげ、日本が世界に誇る選手を複数投じて弾き出された結果がこれである。
ポジィティブな解説者の中には「ここで負けていたおかげで本番までに修正できるのでは?」という意見も多数あがっていた。可能性はもちろんある。移動時間を差し引いても・・・5日弱。世界にもひけをとらないエリート集団、日本サッカー協会強化委員会がオンザピッチ、オフザピッチ駆け回り、あらゆる条件の対応策を練る間も惜しんで模索しているはずだ。安心できる程の保証はほとんどないが。

[キリンカップ 1992〜2005]
2005年 ジーコ
5月22日 0-1 ペルー代表 新潟・ビッグスワン
5月27日 0-1 UAE代表 東京・国立霞ヶ丘競技場
2004年 ジーコ(ボリビア0 - 2スロバキアの為同1位)
7月9日 3-1 スロバキア代表 広島ビッグアーチ
7月13日 1-0 セルビア・モンテネグロ代表 横浜国際総合競技場
2003年 ジーコ(総当たりはなく順位無)
6月8日 1-4 アルゼンチン代表 長居スタジアム
6月11日 0-0 パラグアイ代表 埼玉スタジアム2002
2002年 フィリップ・トルシエ(総当たりはなく順位無)
4月29日 1-0 スロバキア代表 東京・国立霞ヶ丘競技場
5月2日 3-3 ホンジュラス代表 兵庫・神戸ウイングスタジアム
2001年 フィリップ・トルシエ(2勝1位)
7月1日 2-0 パラグアイ代表 札幌ドーム
7月4日 1-0 ユーゴスラビア代表 大分スポーツ公園 総合競技場 ビックアイ
2000年 フィリップ・トルシエ(ボリビア0 - 2スロバキアの為同1位)
6月11日 1-1 スロバキア代表 宮城スタジアム
6月18日 2-0 ボリビア代表 横浜国際競技場
1999年 フィリップ・トルシエ(ベルギー対ペルーが1-1の為3位)
6月3日 0-0 ベルギー代表 国立
6月6日 0-0 ペルー代表 横浜国際
1998年 岡田武史(パラグアイ対チェコが0-1の為2位)
5月17日 1-1 パラグアイ代表 国立
5月24日 0-0 チェコ代表 横浜国際
1997年 加茂周(2勝1位)
6月8日 4-3 クロアチア 国立
6月15日 1-0 トルコ 大阪・長居
1996年 加茂周(2勝1位)
5月26日 1-0 ユーゴスラビア 国立
5月29日 3-2 メキシコ 博多の森
1995年 加茂周(スコットランドと並ぶ勝点も得失点から1位)
5月21日 0-0 スコットランド 広島ビックアーチ
5月28日 3-0 エクアドル 国立
1994年 パウロ・ロベルト・ファルカン(オーストラリアと並ぶ勝点も得失点から3位)
5月22日 1-1 オーストラリア 広島ビックアーチ
5月29日 1-4 フランス 国立
1993年 ハンス・オフト(ハンガリーアメリカがドローで2位)
3月7日 0-1 ハンガリー 博多の森
3月14日 3-1 アメリカ 国立
1992年 ハンス・オフト
5月31日 0-1 アルゼンチン 国立
6月7日 0-1 ウェールズ 愛媛
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2005年04月01日

ラスト3

0330-1
埼玉スタジアム2002
3月30日(水)キックオフ19:30
日本1-0バーレーン
10.6度 風弱 61,549人

[過去の戦績]
★2004年
・0-0△3月1日(月)アテネOP予選(U23) UAE
・0-1×3月14日(日)アテネOP予選(U23) 埼玉スタジアム2002
・4-3 ○8月3日(日)アジア杯(A) 中国・斉南

☆次戦
6月3日バーレーン

2002年W杯アジア最終予選。バーレーンは出場不可能な3位以下が決定していたにもかかわらず、悲願の出場を賭けたイランの希望を3-1という圧倒的な結果で玉砕した。再び初戦でイランの牙を完封しドローに追い込み好スタートをきった。にも関わらず3月に監督交代劇という思わぬアクシデントをこうむる。サッカー人気は国内ではF1に押されている。W杯出場で国にサッカー人気を根付かせたい気持ちからくるモチベーションの高さはこの最終予選の両組みのチームの中でもトップレベルかもしれない。10年前今だW杯のピッチに立った事ない日本イレブンのそれに近かったものがあるのではないだろうか。

バーレーン史上最高の選手とうたわれた(年棒もバーレーン最高)モハメド・サルミーンの彼にとって人生でこの上ないアンラッキーなオウンゴールで終了した第3戦。日本は勝ち点を手にした。
終始ボールを支配していた日本。公式データを見てもわかる通り6割は日本がボールを支配していた。しかし、シュート数はわずかに1ポイント。(前後半の比率もほぼ差がない)フリーキックは関節・直接合わせて7ポイント日本が勝っていたが、日本のセットプレーから狙ったコースはバーレーンの高く鍛え抜かれたタイミングのジャンプによって完全に殺されていた。

この試合キレの悪さが目立っていたが両チーム合わせて最多(計3本:後半15分をすぎてから3本)のシュートを放ったのは高原だった。たしかにボールを奪われるシーン、勝負をしかけないもどかしさがサポーターの気持ちを揺さぶった事だろう。しかし、ディフェンダーの裏への回り、こぼれ玉を拾う天性の読みはバーレーンDF陣に安静の時間を与えなかった事だろう。それ以外の6人は1本しか打っていない。バーレーンは6人中DFサルマン・イサ、FWドアイジ・ナセルの2人が2本づつ放った。

後半10分を超えバーレーンが動き始める。
59分出場停止者の変わりで入っていた運動量のあるMFフセイン・サルマンに代えスピードのあるFWアハメド・タレブを投入し攻撃に出る。
64分右サイドと中央のポジションをこなすサルミーンの兄MFフバイルに代えアジアカップでネットを揺らした俊足のスーパーサブFWナセルを投入。
69分ジーコも鈴木に代えアジア杯でバーレーンに2度も苦渋を味合わせた玉田を投入し前線でのスピード勝負にでる。(好調な柳沢でもよかったのではないかと思ったが素人の考えなのだろうか。)
72分俊輔のゴールエリア右手前からゴールエリア左へ放ったFKに中澤ヘッドで合わせ足下へ、高原が体勢を崩したのにつられバーレーンDFがバランスをくずしクリアしきれず、サルミーンの足下へ落ちる。サルミーンがゴール左へクリアするつもりが後ろからきた中澤が上手く身体を入れ、振り切らせず無上にも幸運なボールはネットへ鋭く突き刺さった。
頭を抱えたサルミーン。彼の戦意喪失がチームの志気にもブレを発生させてしまった。
残った時間バーレーンは必死の攻撃を仕掛けるがすでにネジの外れた時計では正確なチャイムをならす事はできなかった。

この勝利は日本が終始バーレーンに対して効果あるオフェンスを続けた上での結果だと思う。
残り3試合、2勝1分、1勝2分が妥当だろうか。自力出場を狙うのならすでに手許に敗北のカードはない。最終戦(8月のイラン戦・日本)をおまけと考える見方もあるが、今の所そんな他力本願は想定の範囲にはいれたくはない。
次の試合日本には怪我さえなければ小野が帰ってくる。稲本にも期待したい。サントスはバーレーンは前めの右サイドを流れたプレーを得意とするスタメンMFタラル・ユーセフとスピードタイプの左サイドMFジャラルが復帰するが、連続出場していたDFアブドラ・マルズーキ、ストッパーDFモハメド・フセインが出場停止となる。得意のカウンターに溝ができる可能性が大きい。しっかりと勝ち点を掴んでいってほしい。
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2005年02月10日

残された8分間

48becc05.jpg2006FIFAワールドカップドイツ アジア地区最終予選
2005年2月9日(水)19時31分キックオフ

会場:埼玉スタジアム2002
59399人

主審:アルガムディ
副審:アルショバキ、アルトライフィ

日本代表2-1朝鮮民主主義人民共和国代表

得点者
日:小笠原(4分)
朝:南成哲(61分)
日:大黒(91分)

前半4分に【8】MF小笠原がゴールエリア左手前20mからの直接フリーキックを決めた先制点。あわやこのまま日本のペースで試合が進むのかと思った前半だったがその後30分を過ぎるまでシュートを放つことも出来なかった。
逆に前半29分に早くも動いた北朝鮮ベンチ。大会前「北朝鮮のマラドーナ」とも呼ばれていた【9】FWキム・ヨンスが投入され前線に厚みをつける。43分には不安があったDFの【20】パク・ヨンチョルに代え【16】ナム・ソンチョルを投入。細かなパスを繋いだ戦術で徐々にペースを掴み計6本のシュートを放ち前半を終えた。
後半に入り、北朝鮮は引くことをやめ、攻めることで日本の攻撃を消し、ゴールへのチャンスを増やした。日本はキリンチャレンジで何度もトライした【21】MF加地、【14】MFサントスの両サイドからのかけ上がりで北朝鮮を崩しにかかるも、強靱な身体を入れてくる守備にボールを奪われ続ける。早々に1人を失ったシリア、レベルが格段に下のカザフスタンとの試合の無意味さが完全に露呈された。
後半16分に前半に代わって入った【16】DFナム・ソンチョルのゴールエリア左からシュートが強烈にゴールに突き刺さった瞬間、それまで寒さを感じさせなかった観衆に悪寒を走らせた。ボランチの遠藤、福西が戻りきれず、オフサイドトラップも仕掛けられない程、DFラインが下げられた結果だった。焦りがプレーに表れ攻め込まれ続ける日本。後半に入り相手が戦術を代えるのはわかりきっていたはずのジーコ。しかしいつもどおり、動いたのは試合が振り出しにもどされてからだった。64分、66分と2枚のカードを切り出したジーコ。スピードとポジションが殺されていた【28】FW玉田ではなく終始、中盤から前線で身体を入れチームを組み立てていた【11】FW鈴木を代えての投入に疑問と不安がよぎる。たとえどんなに優れた選手が後半の途中から入ってもなかなか試合の流れを掴むことは難しい。コンディションの悪くないこの二人は先発ないしは後半開始前に投入すべきだったはず。しかし、【20】FW高原のゴールエリア内での競り合い、【10】MF中村がトリッキーなプレーでDFラインを崩し日本に勢いをつけるが、時間は無情にも流れ、ボールを持つ北朝鮮の動きが自然とスローに見えてくる。【28】FW玉田に代え【31】FW大黒が投入されたのは79分、後に発表されたロスタイムを含め8分間で彼は時の人となった。キーパーのパンチングを【15】MF福西が【31】FW大黒の足下に落としたボールを振り抜いた時、会場は揺れた。
2分後、必死に時間をかけボールをもち、日本のゴールへ猛攻をしかけ続けた北朝鮮のイレブンは地に崩れた。

試合前のウォーミングアップ、彼等は日本代表よりも先に出たにもかかわらず、ゆっくりとしたランニング、柔軟を中心に行い日本にくらべほとんどボールを蹴ってはいなかった。
試合中の 【1】GKシム・スンチョルのプレーは端から観てもとても優れているとは言い難いプレーを連発していた。
それでも結果は1点差。アルガムディ(主審)の采配は納得のいくものでなかったかもしれないという思いはさておき、これがアジア最終予選の厳しさなのだと改めて知った。
今後このような胃がいたくなるような試合をあと最大5試合も観なければいけないと思うと気が重くなる。

日本代表との対決が夢と語っていた【8】MFリ・ハンジュ(シュート3本)、【17】MFアン・ヨンハ(シュート1本)。在日という人生を送ってきた彼等二人が闘い続けていく今後のサッカー人生にとって、とても素晴らしい時間だったのではないだろうか。代表そして、Jでの華麗な活躍を祈りたい。

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2005年02月03日

選ばれた戦士

fa554f4a.jpgKIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 -Go for 2006!-
日本代表(19位)3-0シリア代表(89位)
得点者
日:鈴木(44分)
日:宮本(69分)
日:小笠原(90分)

横浜・埼玉スタジアム2002
2005年2月2日(水) 19:30 気温2℃
32832人

ドイツW杯1次予選グループ6
:2位で敗退
:2勝2敗2分 勝点8
日本と対戦するバーレーンとは
ホーム△2-2
アウェイ×1-2

過去戦績
日本の5戦4勝1分
日本は10得点7失点
78年7/17 親善試合 3-2
83年2/12 親善試合 2-2
83年6/7 親善試合 1-0
86年7/25 親善試合 2-1
96年12/6 アジア杯 2-1

<<観戦記>>
カザフ戦との違いはDF【3】松田に変わってスタメンに入ったDF【5】宮本がキャプテンマークをつけスリーバックのセンターに立った事だった。
開始早々シリアは先日のカザフとは動きの違いを見せつける。左右からのボール、素早い走りだし。1トップの185センチ22歳のFW【19】ラジャが中央で攻撃の起点となり、中3日の日本の出鼻をくじきにかかる。

2分DF【14】三都主は左から前方へあがるもトラップミス、安易なDFへの勝負ではあっさりボールを奪われてしまう。
MF【8】小笠原は前線に顔を出し積極的に攻撃に参加する。
9分DF【14】三都主とワンツーをつなげようとゴール前へ走ったMF【4】遠藤は倒れるも、逆にシュミレーションをとられ、イエローカードを受ける。
12分上がっていたDF【2】田中の穴をつかれ、DF【5】宮本、DF【22】中澤を残し3対2の場面を作られるがMF【15】福西が素早くシリアの選手に追い付き、自由を奪う。シリアの選手が出したボールはゴール前の味方に合わず危機を免れる。

17分FW【28】玉田がDF【23】エスマイールに倒されえたFKをMF【8】小笠原が直接狙うがゴールを超えてしまう。
21分ゴールエリア手前左から放ったDF【14】三都主のシュートはGKが落ち着いてキャッチ。

FW【28】玉田、FW【11】鈴木が中央まで下がりボールを受け、DF【22】中澤が前線へオーバーラップを見せる等、日本は多彩な攻撃展開からシリアに集中力を与えない。
MF【8】小笠原は中央や、前線でパスを繋ぐタイミングが遅れ、何度かチャンスを失う。

43分DF【14】三都主のゴールエリア右手前からのFKにFW【11】鈴木がヘッドで合わせネットを揺らし先制(1-0)
ノーゴールの沈黙が敗られる。

ロスタイム2分後前半終了の合図がなる。

後半両チーム先取の入れ替えはない。ジーコは宣言通り動きを見せなかった。
開始早々からシリアはカウンターの期をうかがい、日本が気を抜いた瞬間にスペースを狙う。
4分浮いたパスに飛び込んだMF【15】福西のヘディングシュートは GKが正面で受け止める。
10分MF【15】福西、FW【28】玉田、DF【21】加地とつないだボールを受けたFW【28】玉田が
ヘッドで合わせるもゴールを超える。
14分DF【22】中澤へのファウルで2枚目のイエローでレッドカードを受けたシリア【11】が退場。バーレーンの練習を兼ねていたのに日本は痛い数的優位を得てしまう。
16分DF【5】宮本がMF【4】遠藤にパスを出し、そのままゴールへ駆け出す。MF【4】遠藤は受けたボールを直接ゴールへ放つがゴールならず。
21分シリアFW【9】サイドに変え183センチMF【13】アバスを投入。
23分MF【4】遠藤のクロスボールに前線への参加を繰り返していたDF【5】宮本がヘッドで合わせてシュート。追加点を奪う。(2-0)
25分海外組となって初の代表出場のMF【6】中田がMF【4】遠藤に代わってピッチへ。
27分シリアFW【19】ラジャに変えFW【13】アル・ゼノを投入。
32分シリアの選手にゴールエリアに入られ打たれたシュートはGK【23】川口が身体を投げ出しキャッチ。

シリアの選手は足下でのボール扱いがやわらかく個人技の高さでは日本にも負けていない。

35分3バックの右サイドDF【2】田中に変えドリブル突破のMF【19】本山を投入。

DF【21】加地を右サイドに下げ、DF【5】宮本、DF【22】中澤がセンターに入り素早く4バックを形成。

36分得点の欲しいMF【8】小笠原が左足を振り抜いて打ったシュートはゴール右へ。

39分MF【8】小笠原が倒され得たFKを素早くスタートさせ、鈴木がゴールエリアで受け、GKとの1対1になるも、切り返しがおくれ間に合ったDFにクリアされる。FW【11】鈴木の身体は悲鳴をあげ始めていた。
42分鹿島アントラーズで共に闘ったMF【8】小笠原、MF【19】本山と繋いぎMF【6】中田が受け、折り返したボールはピッチを外れた。
44分シリア22歳MF【8】アル・アメナに変え先日22歳になったばかりのDF【17】アル・カドルを投入。

45分FW【11】鈴木のスルーパスに2列目から走り込んだMF【8】小笠原がDFに体制を崩されながらの左足を振り抜いたシュートがネットにつきささる。(3-0)タイムアウトぎりぎり海外組への宣戦布告通り自分の力をジーコに証明した。

この試合、国内でのみ活躍する選手達が、最終予選に向け本当の価値ある勝利をあげた瞬間だったのではないだろうか。

ー才能とは、自分自信を自分の力を信ずることだ。ーゴーリ−キー「どん底」

<<感想記>>
公言どおりたった2人しか交代しなかったジーコ。今日の発表で24人が固まった。その中から6人がベンチに入る事もできない。きっとジーコの頭にはすでに6人の名前があるのだろう。素人の僕でも想像はつく。海外組を厳選した北朝鮮戦、本戦に繋がる勝ち方をしてほしい。

平日ということもあるが1時間前の18時メインスタンドはほぼ空席で閑散としきっていた。結局、試合終了まで4分の3程しか埋まらなかったスタジアム。チャンピオンシップよりも寂しい光景が僕の眼前に広がった。今日の発表ではカザフスタン戦の視聴率は15.6%、シリアは18.6%だという。たしかに平日の夜で、この寒さ。来場に戸惑うサポーターも少なくはないだろう。しかし、2002年に世界一と証明された日本のサポーターがその程度でスタジアムを埋められないのだろうか。サッカー人気、フットサル人気の上昇と話題の昨今。ただ注目の試合だけ観て日本のサッカーを全て知った気にはなってほしくない。もちろん、僕もまだまだ知らない事が多すぎるが。
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2005年01月30日

ウォーミングアップ

d4c76078.jpgKIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 -Go for 2006!-
日本代表(19位)4-0カザフスタン代表(147位)
得点者
日:玉田(5,60分)
日:松田(11分)
日:三都主(24分)

横浜・横浜国際総合競技場
2005年1月29日(土) 19:20
46941人

過去戦績
☆97年W杯最終予選(当時日本は14位)
日アウェイ【日1-1カ】Almaty(1997年10月4日)
この後加茂監督が解任となる。
日ホーム【日5-1カ】(1997年11月8日)

<<観戦記>>
キックオフ直後の日本はフィールドプレーヤー10人で守備に徹したカザフに対し中盤のパス回しが通らず前線へボールが渡らない。左サイドでボールを送れと腕を振るサントスへなかなかボールを送れないでいる。
4分ゴールエリア内でパスを受けたFW【28】玉田が胸トラップしたボールを足下へ落とし足を振り抜いたシュートでネットを突き刺し先制(1-0)
カザフは不用意なGKへのバックパス、目に余るパスミスで練習不足が容易にうかがえた。
10分左からのセンタリングに、DFラインから得意の最前線への攻撃参加を図ったDF【3】松田が落ちついてゴールエリアでシュートを放ち決定的な得点を決める(2-0)久しぶりの代表復帰、先発出場で代表40試合目初ゴールを記録した。
試合はカザフスタンフィールのみでボールが回る日本代表ショーとなった。
20分FW【28】玉田、MF【8】小笠原、FW【11】鈴木へとつないだパスはオフサイドをとられチャンスが消える。
23分MFサントスのゴールエリア右手前からのFKが直接ゴールへ吸い込まれ得点を追加する。(3-0)
27分DF加地のファウルからカザフにFKのチャンスを与えるも直接狙ったボールはゴールを大きくそれる。
結果が欲しい小笠原、シュートやFKでアピールするも得点には至らない。
40分日本の控えのメンバーが全員ウォーミングアップを始める。
44分DFライン中央のDF【3】松田、中央左のサントス、前線中央のMF小笠原へ繋いだボールをゴール前に入ったFW【28】玉田に送ったボールはGKが飛び出しキャッチ。
ロスタイム1分、前半ラストチャンスの小笠原のFKはGKが華麗にはじいた。

後半開始前日本は
ボランチMF【15】福西に代えMF【30】阿部を投入。
カザフは一度に4人のメンバーを交代する。
MF【5】ディアス・カメロフ→MF【25】マクシム・ジャルマガンベトフ194センチ
DF【4】セルゲイ・ラリン(18才)→FW【3】マクシム・アゾフスキー187センチ(18才)
DF【23】イーゴリ・ソロシェンコ→DF【13】エゴール・アゾフスキー185センチ
FW【8】サマト・スマコフ→DF【12】デニス・ロジオノフ

48分A代表として初のピッチに立ったMF【30】阿部。記念すべきファーストFKはゴール右下隅を狙うもGKの高セーブに惜しくも初得点を刻む事はできない。
51分ふたたびゴールエリアへ飛び込んだDF【3】松田のヘディグシュートはGKがはじく。
52分カザフ5人目のカードを切る。MF【17】ピラリー・アリエフに代えDF【19】カイラト・ウタバエフを投入。
後半に入り、カザフは前線へのボール回しのスピードが増し、日本へ与え続けたチャンスの数を減らすが、それを補ってもカザフのチャンスを作り出すには至らない。
カザフは2度目に得たFKもどこに蹴っているのかわからない方向へ飛びピッチ外へと消えた。
59分MF【8】小笠原のDFラインの間を突いたスルーパスを、飛び出したFW【28】玉田がゴールへ突き刺し、カザフの闘志に冷風を送った。(4-0)

72分カザフ、肉離れで3分前にピッチから出たFW【24】マクシム・シェフチェンコに代えロシアリーグでプレイをする。DF リナト・ドゥビンスキー185センチを投入。カードを全て使い切った。
73分小笠原、自ら倒され得たFKを打つが弱くGKに弾かれる。
76分FW【31】大黒、FW【11】鈴木に代わりA代表初ピッチへ。
ボランチのMF【30】阿部が少しづつMF【4】遠藤とポジションを代え前線へ出てアピールを見せる。
79分加地の右サイドから駆け上がりゴール前へ出したボールにMF【30】阿部がスライディングで突進。MF【30】阿部の代表への意気込みが伝わる。
83分この試合初のピンチが訪れる。日本のゴールエリアに飛び出したカザフの選手にボールが渡るかというところ川口が飛び出し体をはってセーブ。会場が沸き上がる。
87分3分前に呼ばれピッチの横で待ち続けた
MF【16】藤田、DF【26】坪井、FW【19】本山の3人がFW【28】玉田、MF【4】遠藤、DF【2】田中に代わりピッチへ。

ロスタイム3分、藤田は6分間という限られたピッチ上で猛烈に自分を魅せるかのように駆け回った。
試合はそのまま圧倒した結果を出し終了。


<<感想記>>
阿部、大黒はジーコにアピールすることはできただろうか。この試合。再びジーコに不信感が湧いた。全員を出すといっていたジーコ。たった6分だけの藤田、坪井、本山。これで何がわかるのだろうか・・・。そして1人のこした交代枠。たしかに公式戦であればGKや、他のフィールドプレーヤーの予想外の怪我等で残しておくべきだが、この試合は完全にテストマッチだ。すでに前半で結果も出ていた。なぜ出さない。出したとしてもタイミングがおかしい。この試合不出場のDF西、茶野、三浦、GK土肥、楢崎。GKはこのまま最終予選まで固定と予想しても、DFはもう1人代えるべきではなかったのか。この程度のチーム相手に3点以上とっても意味はない。そもそもカザフはなれないメンバーでろくな練習も行ってこなかったチームだ。弱いといっても組織はしっかりしている北朝鮮でも勝てたのではないだろうか。
北朝鮮戦(最終予選として)は勝つ事だけには意味がない。アジアカップなんてものとは違い、得失点(失点があるべきではないが)で何点奪えるかが一番の課題だ。国内組だけで勝つのは当り前なんだ。それは意味がない。何点奪うかが肝心なのをジーコは忘れてやしないか。(ドーハの悲劇は1点に泣いた。)それには国内組だけでは難しいのは普通に考えればわかる。(カザフ戦でのサントスと小笠原のFK時の遊び。あれは代表をなめんてんのかと思った。サントスのまぐれFKも今後みることはないだろうな。)
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2004年12月18日

ギフト

1217
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2004 -Go for 2006 !
会場:横浜国際総合競技場 61,805人
12月16日(木)20:00キックオフ
日本代表0-3(0-0)ドイツ代表
得点者
ド:クローゼ(54,92+分)
ド:バラック(69分)


【観戦記】
ちょうど一年前、東アジア大会の前後の時期だろうか。ドイツ戦がホーム&アウェ−で行われるという情報が流れた。初の日独戦、強豪のドイツ、それに対する日本代表に対してもとても期待した一年だった。

当日のメンバーは両チーム完全までとはいかないがそこそこのメンバーが揃った。単純に完全なチームだから強いという事はもちろんない。

20052006 日本におけるドイツというフラッグがピッチの中央に置かれる。
試合前の予想は0-3。先日イランがたたき出されたスコアだ。
注目は稲本の初の代表キャプテンでの実力。(個人的には彼にはキャプテンは向いていないと思う。統率をする役では無くシャドー的な部分で肝心な選手だからだ。)大久保、高原のゴール。

堀内孝雄が久しぶりの国歌を歌う。過去にも何度か観た記憶がある。

試合が始まるとすぐに気付いた。日本の4バックが下がり過ぎている。また、稲本、福西のだぶるボランチも引き過ぎて6人で守りを固めてしまっていた。高原は前線で孤立。

ドイツは3TOP 19歳のFWルカス・ポドルスキがいた。日本なら平山といったところか。

前述の通りラインが低い日本は中盤でボールを簡単に回されてしまう。

7分のDFサントスとMFバラックのマッチアップも、あっさりMFバラックがボールを奪う。

日本のDFがボールをもってもプレッシャーをかけられ、DFラインでのボール回ししかできずドイツに時間を与え過ぎてしまう。
10分サントスはコーナーキックを高原に合わせるが繋がらない。

今年ユーロ2004予選敗退から3勝1分と好調のドイツは日本を翻弄し続ける。

高原へボールを合わせるもミスで通らない場面が目につく。

キャプテンを担う稲本には主に守備についている為にボールが回らない。

15分日本にピンチが訪れる。DFラインを抜かれたパスから楢崎のいないゴールスペースにシュートを放たれるも小笠原がここまで下がっており、見事にクリア。

21分バラックが足下に落とし、FWクローゼへ出したパスをサントスが身体をいれてカット。

DF加地が得意のワンツーで駆け上がろうとするも高原と呼吸が合わずボールを奪われる。

30分MF福西がMFバラックにひじをいれてファウルを取られる。

32分ゴール前でパスを受けようと中盤から飛出したMF藤田はオフサイド
33分DFオボモエラがMF福西に足を狙ったスライディングでイエローカード。
40分ドイツゴール前DF加地のパスを高原が受けるも3バックに囲まれチャンスを逃す。高原のあと一瞬の早さが欲しかった。

43分再び高原がチャンスを掴む。前線でフリーでボールを受けるもパスでもたついてしまい。ドイツに十分な時間を与えてしまう。

一瞬のプレーの遅れがドイツレベルになると取り返しがつかない事を痛感する。高原には分かっている事ではあるが。

ロスタイム1分FW鈴木がドリブルで攻め上がるもタッチライン沿いで相手DFのプレッシャーの前に切り返しをミスしボールが出てしまう。

日本が攻勢を出し始めたタイミングで前半が終了。
後半開始前FW鈴木に代えFW玉田を投入。

49分ゴールエリア前で撃たれたシュートを稲本が瞬時にコースに身体を入れてクリア。
50分FWクローゼがゴールエリアで倒されるもファールはなし。
53分GK楢崎が弱く弾いてしまったボールに冷静に駆け込んだFWクローゼがシュート。
鋭い嗅覚、見事なプレーだった。
55分大久保ベンチで笑う。(スペインで活躍する姿でも浮かんでいたのだろうか)
59分ドイツの決定的なシュートはGK楢崎が正面でキャッチ
64分大久保、三浦、遠藤が呼ばれる。
69分DFを鼓舞するようにかわし放たれたMFバラックのシュートは無情にもネットに突き刺さる。

FW高原、MF稲本、MF藤田に変わり、FW大久保、MF三浦、MF遠藤を投入。

71分ドイツにパスを合わせられラストのFWクローゼのシュートは楢崎がGKキャッチ
ドイツ、【19】MFシュナイダ−を【18】MFボロウスキーに代える。
73分MF小笠原、MFバラックへのファウルでイエロー。
75分ドイツ、【15】MFエルンストを【16】MFエンゲルハルトにボランチが交代。
80分DFサントスがゴール前決定的なシュートを放つ。これをGKオリバー・カーンがジャンピングキャッチ、見事なプレイ会場中から歓声と溜息が溢れる。
82分DFサントスに代えDF西を投入
日本は相変わらず下がってばかりで前線で落ち着いてボールを繋ぐ場面が見られない。
ロスタイム3分に入る。
1分経過大久保が横にパスを出す事をせずドリブルを仕掛けた瞬間ボールを奪われカウンターを受ける。大久保はゴール前まで必死に駆け込みスライディングをかけるもボールを回され、シュートを撃たれ追加点。

2点で終わった試合にお土産まで与えてしまった。

スペインへの土産をドイツに奪われた大久保。「今日はあまりサッカーしたという気がしない。あの時間からの投入で、自分としてもイメージがわかなかった。なかなか前を向かせてくれなかった。ボールも触らせてもらえなかった・・というより触れなかった。ボールも来なかったし。試合中に足首を踏まれて、最後は痛みは引いたけどずっと痛かった。」再び代表へ戻る日は遠いだろう。
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sm7779 at 10:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2004年11月19日

0点

eaf78605.jpg2006FIFAワールドカップ ドイツ大会 アジア地区第一次予選

▼会場:埼玉スタジアム2002
■11月17日(水)
晴 19時20分キックオフ 58831人 気温12度

オマーン戦直後から代表選考に話題が絶えなかったこの試合。
結局面白みのないメンバー発表から始まった。

6時 開始80分前にもかかわらず浦和美園駅は人並みで溢れかえる。もう何度も通っているスタジアムである。この前来たのは10月のプリンスリーグ決勝だった。
6時37分 スタジアムに到着し、数分シンガポール代表のメンバーがアップを始める。
軽いストレッチとボール回し。
日本のキーパー楢崎、土肥がアップを始める。
6時39分 日本代表がピッチへ。会場から歓声がわきあがる。
進出が決まっている日本代表。表情は余裕からか硬さがなく笑顔が浮かんでいる。
6時58分 シンガポール代表がピッチを去る。
7時 日本代表がピッチを去る。大久保、中澤が最後にピッチを出た。
メンバー発表。小笠原ラツィオへの手土産になるか。大久保初ゴールをスペインに持っていけるか。
おなじみのウルトラスの巨大な国旗がホーム側サポーターを包む。その下には「がんばれ!新潟」の幕も用意されていた。
7時11分 選手入場。公式入場曲「アンセム」にのりピッチに両代表が集う。場内が入場時に配られたのプラカードでブルーに染まる。
シンガポール国歌をオリビア、「君が代」を夏木マリが胸元と、背中が大きく開いた、ブルーのドレスを息が白くなるほどのさいたまの地で国歌を斉唱する。
7時20分シンガポールのボールでキックオフ。
1分(6)中田から(17)三浦へパス。(8)小笠原につながりシュートを放つも数センチの角度で左にそれる。
5分(4)遠藤が(17)三浦に出したパスをハンドで止めフリーキックを得る。(8)小笠原せっかくのフリーキックも力が弱くキーパーが難無くキャッチ。
12分本山が左に出したスルーパスを(28)玉田がドリブルでDFをかわしシュート。ゴール右に突き刺さる。先制点。
14分(28)玉田から(4)遠藤ふたたび(28)玉田に戻しゴール前でDFをかわしシュートを放つもゴールの上へ飛んでいく。
18分(8)小笠原の右からのフリーキックに(3)松田がヘッドで合わせるもキーパーが弾く。
19分(21)加地がとびだしたシンガポール選手を倒してしまいイエローカードを出される。
シンガポールは攻撃のチャンスを作れずシュートを打てないでいる。
この辺りからなぜか日本のパスミスが目に付きはじめる。
35分シンガポール右からのコーナーキック。DFにはじかれゴールラインを割りコーナーを得るがキーパー(12)土肥にパンチングでクリアされる。
日本はここまでサブ選手がサブ選手があるかのようなものたりないプレーを続ける。サポーターの声も声援だけではなくなり始めた。
ロスタイム1分も決定的なチャンスはつくるものの得点にはいたらず、胸くその悪い時間だけが過ぎていく。
望んだ構想で選手を集められなかった指揮官がどうでるのだろうか。敵は世界ランクが10倍ほどちがう23歳以下の若者が多いいチームなのである。
20時19分 日本代表がピッチへ表れる。

20時24分 後半開始
50分 シンガポール。フリーキックからゴール前で合わせるもボールは空を切る。
51分 シンガポールがメンバーを交代
53分 日本、勝っているにもかかわらずマイナスのボールを回し続ける。消極的だ。ジーコがこの試合、自分をアピールしろと叫んでいたにもかかわらずサブのメンバーの耳には念仏のようだったのかもしれない。無論通訳の鈴木さんがいなかったのは言うまでもないが。
56分 右サイドでフリーの(21)加地にボールが渡り(28)玉田へクロスを上げるも(28)玉田のヘディングシュートは無情にもバーに当たる。
この試合右サイドは加地、左サイドは(17)三浦を多用していた。バカの一つ覚えのようにそして細々とパスをつなぐ。基本的かつ、格下相手には特に何かを恐れた消極的と見れるプレーが目立った。
55分 ジーコのおかしな采配が始まった。中盤で展開を担っていた(16)藤田に変えての(27)大久保
の投入だった。前半からあまりいい印象のなかった本山、または同じ動きしかしない玉田を返るべきではなかったのか??
62分 右サイドフリーで上がった(21)加地にボールが渡り(19)本山へパス。(19)本山がDFを掻き回し、ゴール前にボールを送るもDFがクリア。
64分 左から上がった(3)松田がゴール前へパス、クリアされるもCKを得る。(8)小笠原のCKを貸し間の同胞(19)本山がフリーでシュートをうつも枠に入らず。ラツィオへ行く気があるのだろうか、こいつは。
69分 (19)本山のコーナーを(3)松田がヘッドで合わせるもキーパーがパンチングでクリア。
71分 (28)玉田に変えて(11)鈴木を投入。銀狼が吠えるのか?
73分 シンガポール2人目のメンバー交代
74分 (21)加地から(27)大久保へパス。4歩ほどドリブルしてシュートを打つも大きく外れる。スペインでの活躍の行方をかいま見たようだった。
76分 (27)大久保左から中央へドリブルで責め上がるも、あと一歩というところで蹴り損ねボールを失う。あと一歩、あと数センチのボールタッチが運命を分ける。試合も、自分自信も。
78分 三都主が交代エリアに立つ。
79分 (8)小笠原に変わる。
84分 (17)三浦のフリーキックもゴールポストに嫌われる。
89分 (11)鈴木のパスを(19)本山がつなぎ(27)大久保へ。(27)大久保の放ったシュートはネットを揺らす。しかし無情にも判定はオフサイド。代表初ゴール、スペインへの手土産にはならず。
ロスタイム4分
93分 日本ゴール前でシンガポールにボールがわたりあわや同点のシーンを迎えるも(12)土肥が弾く。
ホイッスルがなり日本は初の1次予選6戦全勝という結果で終えた。

試合後の選手のコメントに「自分のチーム(J)と違う戦術だった」「違うメンバーで合わせる時間が少ない」「このメンバーでよくやった」使い慣れた定型分のコメントはやめてほしい。コメントなんか残さず早く帰れと思ってしまう。中でも大久保の「あまりサッカーをやっていた気がしなかった」バカか?!試合前4点差で勝つくらいが合格点かなと思っていた。それだけサブの選手も俺が俺がのやる気満々で迎えているのだとばかり思っていた。蓋を開けてみたらこれだ。ただつまらない消化試合じゃないか。ジーコ、チェアマンは今さらカズ、ゴンの重要性を口走っている。ふざけるな。たしかに反対した協会関係者、Jフロント、一部のサポーターの意見も少なく無かった。でも見るまでもなく、ちょっと考えればふだんサブの人間を先発で使う事の無意味さをわかるはずではないか。別に実力が無いといっているのではない。サブにはサブの途中からでるからこそゲームを変えてやるという気持ちがある。また、ベンチからでもチームを盛り上げるのが普段のサブのメンバーだ。いきなり可哀想だから、選抜でって・・・そっちのほうが現役の代表にしつれいだったんじゃないか?サブとしてはこの試合実力の限り100点だ。しかし、この試合の意味、せっかく少ない確率で高いチケットをゲットし、寒い中さいたままで足を運んだサポーターへ見せる試合ふだったか?と考えると0点だ。出直してこい!今日の出場したメンバーには明日はないかもしれない。
こんな程度のゲームで満足している方々にはもっともっとおもしろいサッカーをたくさん見てほしい。
おすすめは高校サッカーだぞ。
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sm7779 at 01:31|PermalinkComments(0)TrackBack(1)
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