2004年11月16日

さよなら永遠のリベロ

昨年末彼は引退の意向を口にした。彼の功績は本国だけでなく、ここ日本でも多大な影響をもたらしただろう。まだ日韓共催を疑問視していた時代まだ韓国というもっとも近い外国への偏見の強かった時代、西洋の選手とはまたちがった力強いプレーで中田と共にピッチを舞っていた。2004年1月4日に東京・国立競技場で行われる元日本代表DF井原正巳(37)の引退試合で彼を見送ったのが最後になるのだろうか。

2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で主将として韓国をベスト4に導き、Jリーグの平塚(現湘南)、柏でも活躍したDF洪明甫(35)が16日、ソウルで引退会見を行い「選手として、国民から受けた大きな愛をお返しするため、残りのサッカー人生をささげたい」と述べた。
 今後は「子どもたちにサッカーを通して勇気を与えたい」とし「日本や中国と協力して、アジア地域の子どものサッカー大会を開催したい」と話した。
 洪明甫は韓国代表としてW杯4大会に出場し「永遠のリベロ」の異名を持つ。昨季から韓国選手としては初めて米プロサッカーMLSでプレーしたが、けがで出場機会は少なかった。

2002年11月のブラジルとの親善試合を最後に代表を引退した洪明甫は、小学校5年生以来23年間の選手生活を終える決意をした。
洪明甫は引退後、2年間米国で語学研修を受け、英語の習得に専念する。国際サッカー連盟(FIFA)会長になる夢を実現させるための第一歩だ。
その後、英国など欧州に2〜3年留学することも考えている。06年W杯ドイツ大会組織委員会のベッケンバウアー会長のように、指導者としての経験を積む考えだ。
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sm7779 at 11:16│Comments(0)TrackBack(0)

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