2017年01月02日

前橋育英、選手権で市船から初勝利!市船は通算16敗

170102-266f76c51.jpg第95回全国高等学校サッカー選手権大会 2回戦
市立船橋(千葉)0-0(3 PK 5) 前橋育英(群馬)
フクダ電子アリーナ 12.0℃ 10,090人

夏の王者市船がいわばホームのフクアリで迎えた2回戦、相手は前橋育英。
この試合で両校は選手権史上3度目となる対戦となった。
過去2回(96年、99年)はいずれも市船が勝利。さらに2大会とも市船は優勝を成し遂げている。

今年の総体出場を逃した前橋育英に比べ総体優勝、そして1回戦にも関わらずチケットがソールドアウトした京都橘戦の勝利で市船への注目が高まっていた。

しかし、試合は観客が驚かされるほど互角の戦いをみせた。
市船と前橋育英は主審の許容範囲内で互いに激しく体をぶつけボールを奪いあう。
また市船の持ち味であるスピーディーなパスパークを、前橋育英が的確なポジショニングと素早いプレスでパスカット。
さらに市船が奪われたボールを奪い返しサイドからクロスを入れてゴールを狙うと、前橋育英の守備陣も2人、3人と網をかけるように市船の受け手となる選手の動きを封じる。
前半は前橋育英の飯島が小柄ながらも力強いドリブルで市船守備陣を突破しシュートを放つなど、市船のシュート数1に対し5本と圧倒。
これに対し後半は市船が福元、原らのシュートで前橋の1本に対し6本と攻勢を見せた。

試合は80分のランニングタイムと2分のアディショナルタイムを終え0対0のままPK戦へ突入。

このPK戦、後行となった市船の一人目野本がシュートを左ポストに当て失敗。
市船は残りの3人がゴールを決めたものの、3回戦への切符をつかんだのは5人全員が決めた先行の前橋育英だった。

前橋育英は3回戦で遠野(岩手)と対戦する。
選手権で市船から初勝利を挙げた勢いで決勝まで進みたい。

昨年同様2試合目にPK戦で大会を去ることになった市船。
この試合で選手権の敗戦が通算16敗となったが、PKでの負けは9試合と半数以上を占める。
もちろんPKで勝利した試合もあるが、わずか3試合。PK戦のみに目を向けると3勝9敗と大きく負け越している。
高校屈指の実力校だけにわずか80分の試合後にPKで負けるというのは観客にとっても残念。
相手チームの研究を行うなどさらなるPK対策を期待したい。

・3回戦
1/4 前橋育英 対 遠野
フクアリ 12:05







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