2014年12月30日

初の駒陸開幕戦

a988df19.jpg第93回全国高等学校サッカー選手権大会
1回戦(開幕戦)

三鷹(東京B)0-2東福岡(福岡)

42分 東福岡 中島賢星
59分 東福岡 小笠原佳祐

2014年12月30日 14:05
駒沢陸上競技場
晴 11.3℃ 15,083人

93回目を迎えた開幕戦は選手権史上初となる駒沢陸上競技場にて行われた。
7年ぶり2度目の出場を果たした三鷹は前回のベスト8越えとともに、本年度で現校名が終了するため多くの人の期待を胸に今年のインターハイ王者名門東福岡との一戦に臨んだ。

横浜Fマリノス入りの中島(FW10)とヴィッセル神戸入りの増山(MF7)、さらにインターハイ得点王の木藤(FW9)、そしてサイドをスピーディーに駆け上がる赤木(MF11)ら前線のメンバーにタレントを揃える東福岡の攻撃は初戦の堅さもみられたが、スピーディーなパスワーク、ドリブル突破など随所に実力の高さを見せた。
しかし三鷹の選手が体を投げ出すように飛び込む守備や、人数を擁するボール奪取、三鷹GK武田のファインセーブにより得点のチャンスを奪われた。
またボールを奪った三鷹は1トップの長嶋(FW10)にボールを集めて何度も東福岡ゴールを脅かし観衆を沸かせた。
前半は両校にゴールは生まれずスコアレスドロー。

迎えた後半も立ち上がりは静かな展開になるかと思われた。
しかし、わずか2分で東福岡が末永(DF3)の左CKに中島がヘディングで合わせてゴールを奪い先制。さらに59分にも東福岡がまたしても末永の精度の高い右CKによるセットプレーから小笠原(DF5)がヘディングで合わせて追加点を奪った。
個々のレベルとチーム力の高さで上回る東福岡が経験値を見せつけた得点だった。

2点を失い苦しくなった三鷹も攻守に奮闘したが前半からのハードワークに足が止まり始めプレーに精彩を欠き得点につなげることができず無得点のまま試合終了。
三鷹は初戦で大会を去ることになった。


勝利した東福岡は17年ぶり3度目の選手権優勝に向け大きな一歩を踏み出した。
この試合では硬さがみられたが次戦からより質の高いプレーを見せてくれることだろう。
優勝候補から抜け出ることを期待したい。

東福岡は1/2(金)ニッパツ三ツ沢球技場にて遠野(岩手)対草津東(滋賀)の勝者と12時05分より2回戦を戦う。



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