2014年02月09日

こんな日は

近年、悪天候の当日、または翌日に開催されるマラソン大会の中止が多い。大方の大会運営者は規約通り返金なし、後日参加賞送付で済ませて終わり。

この「返金なし」いい加減やめてほしい。
一月に複数の大会を行っている運営会社は別の大会への代替え出場の対応を行ったりしている。

運営の準備もあるだろうから全額返金は難しいかもしれないが、だからといってランナー一人一人の同意を得ることなく勝手に「震災の義援金」にしました。はちょっと乱暴な対応だ。たとえばエントリーしているランナーが4000人いたら全員が未だに義援金を送りたいと考えてるわけではないだろうし、そもそもこのご時世少しでもお金を大切にしたいと考えるのが普通。
しかも、義援金を送っただけでその後の使い道までは報告されない。
返金も代替えも無理なら翌年の大会参加を無料または減額したり、何かに使えるクーポン、または缶ビール1本配布などサービスのやり方は少し考えればいくらでもある。

これでは義援金詐欺やられても誰も不思議に思わないだろう。そもそも皇居や公園、土手開催の大会にどれだけ金がかかるというのだろう。大きな大会ほど人件費はボランティアでまかなっているわけで。はるかに設備投資が必要なミュージックライブでさえ全額返金(手数料は取られる)が常識。疑問が残る。
また名義はもちろん運営会社になるわけで確定申告で得するのは運営会社のみという落ち。(10万円のチャリティーで5000円程度の返金)

特に2011年の震災以降、こういった、義援金対応が増えている(義援金にしなくても返金なしの大会も多々ある)。さらにマラソンブームの肥大でほぼ毎週どこかで大会が開かれているため、この自然災害による大会中止の確率は7年前よりあきらかに高くなっている。

6年後の東京オリンピックに向けこれからいっそうスポーツブームが盛んになるにつれて、こういったスポーツ大会運営というサービス業も増えていくと思うが良質なサービス業者に淘汰されていくことを願う。

ブームに乗ってノウハウのないまま1回かぎりのイベント大会を開くことも増えるだろうが、サービス改善に努力しないサービス業者には、サービスをうけるランナーからも強く訴えないといけない時代になっている。泣き寝入りは悪の時代。

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sm7779 at 09:15│Comments(0)TrackBack(0)

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