2008年10月13日

浦和フィーバー

63279904.jpg高円宮杯第19回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
決勝 10/13 13:00
浦和レッズユース9 - 1名古屋グランパスU18
埼玉S 晴れ 23℃
15,382人

共に昨年ベスト4だが、浦和は初、名古屋は2度目の決勝進出で共に初の優勝を狙う。
9/15に行われた1次リーグ第3戦では3対1と浦和が勝利を納めているだけに名古屋のリベンジが期待されたが、結果は下馬評以上にホーム浦和の圧勝となった。

約2.4倍(22対9)のシュート数以上に、前半わずか4分の浦和MF山田のドリブルシュートを合図にするように浦和のゴールショーが口火を切る。16分には浦和MF田仲のパスを受けた浦和DF永田のシュートを名古屋DFが自陣ゴールへ蹴り込みオウンゴール、23分には浦和DF岡本の右クロスをFW9阪野が胸トラップで足下に落とし、タイミングを合わせたFW14原口が振り抜いたシュートが決まり3点差とする。
名古屋は39分にFW7奥村のゴールで1点を奪ったものの、さらに43分、44分に追加点を奪われ、遂に前半だけで5点失点とされる。後半に入っても個人技と素早い寄せで名古屋にプレーをさせない浦和は得点を重ねていく。後半もわずか6分で、MF7高橋がFW14原口の左クロスからのボールを押し込み6点を刻む。70分にはMF7高橋の2点目となる得点で7点目、76分と終了間際の89分に浦和MF山田がハットトリックを記録すると共に得点王へ導くハットトリックで大量9点を奪い試合を決めた。
第6回大会(95年)の5対0を遥かに凌ぐ8点差での快勝は今後も記録として残り続けるだろう。
名古屋もMF磯村、MF矢田、FW奥村らを中心に最後まで諦めないプレーを見せ、決して悪いサッカーをしていたという印象は少なかったが、全員が優れた個人技を持ち、正確なシュートで得点を重ねる浦和には太刀打ちできなかった。決勝という緊張感の高まる舞台で、完全ホームというプレッシャーの中、好機を生み出し続けた浦和のプレーはまさに理想のサッカーといえるかもしれない。
しかし、これは高円宮杯レベルに限られる可能性も少なくない。
果たして、この中の何人がプロとしてピッチに立ち、日本のサッカーの先導者として現役を続けていくのだろうか。数年後の活躍に期待したい。
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