2008年07月30日

世界基準の壁

080729-2キリンチャレンジカップ2008
U23日本 0 - 1 U23アルゼンチン(後半39分中止)
得点者:68' ディマリア(U23アルゼンチン)
2008年7月29日(火)
19:22キックオフ 43,089人
国立 晴れ後雨 29℃

会場を埋めた4万人のファンが望んだのは日本代表の国内ラストプレーではなくアルゼンチン代表の華麗なプレーを観る事だったにちがいない。アルゼンチンはメッシこそ来日することは無かったが出場未定だったリケルメと07年U―20W杯得点王(MVP)アグエロ、OA枠のパレハの選抜起用にスタジアム中から歓喜の声が響いた。
下馬評どおり守って仕掛ける日本に比べアルゼンチンは個人技、パスワーク、ポジションの入れ替わりのスピードで日本代表を翻弄し華麗に決定機を演出した。しかし日本もただボールを目で追うだけでなく、本田圭佑がリケルメとマッチアップすれば、本田拓也が果敢にパスを潰し、内田が右サイドを駆け抜け日本の底力を見せ付けた。8分にはディマリア、36分にはマスケラーノが内田のドリブルをファールで潰しにかかるなど強国を真剣勝負の場へと引き込んでいた。両チーム再三のチャンスをものにできずスコアレスのまま後半を迎える。後半20分豊田に代え森本を投入しゴールに期待した日本だったが、その3分後日本がアルゼンチンに攻勢をかけた矢先アグエロがスルーパスを放ち前線へ駆け込んだディマリアに渡す。ディマリアがシュートを日本ゴールに突き刺しついに先制する。西川の好セーブと日本の連係プレーも雨脚が増すにつれ乱れていくようだった。後半39分雷と豪雨の中ついに主審が両手をあげ試合が中断。このまま再開することなくラストテストマッチは中止で幕を閉じた。サッカーファンとしてはもう少しでもアルゼンチンの華麗なプレート得点シーン(せめてもう2点)を見たかった。
初戦まで1週間、うち2日は休日となるスケジュールで指揮官は今日の2倍の実力を見せると言う。抱える課題の多さにほぼありえないとわかりつつも、非現実ながらグループリーグ突破を期待してしまう。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
sm7779 at 00:08│Comments(0)TrackBack(0)観戦記 | ┣〜U-23

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
人気ブログランキング
人気ブログランキングへ
ギャラリー
  • 東京駅
  • 東京駅
  • 東京駅
  • 東京駅
  • 豚風。
  • 豚風。
QRコード
QRコード
Archives
記事検索