2008年03月11日
マラソン界のキングに
42.195キロ中、ペースが上がり切らない状態のわずか9キロでの失速。完全なる調整ミスか、レース数日前のアクシデントだったのか。理由はどうあれまともな監督の指揮の下であったならまちがいなく棄権していたはずのレース。足に痛みがあるなら将来を考え途中棄権も間違った判断ではなかったはず。それを完走という美談でかたづけてしまっては本人の為にもならない。高橋尚子とチームQはそれほどまでにまだまだ未熟な完成度である事を改めて証明したにすぎないレースだった。まともな監督がついていればアテネも北京も幻にならなかったかもしれない。もちろん今後も走り続ける彼女の姿は見続けたい。しかしプロであるかぎり、ただ完走するだけでは意味がない。キングカズのように日本マラソンの人気を背負うランナーとして生涯本気で次のオリンピックを目指すランナーとして走りつづけていく事をただただ願う。いつか市民マラソンのゲストに転向した際には是非とも同走したいもんだ。
sm7779 at 00:28│Comments(0)│TrackBack(0)