2007年03月27日
「Fの悲劇」
選手でも、サポーターでも、スポンサーでもないまったくの第三者マスコミという立場から合併問題を語っている。便乗したゴシップネタのオンパレードとして読んでいればそこそこ読み外がある。しかし迷走する選手、サポーターをおもしろいように皮肉している感覚をうけたのも間違いではない。「これがどこまで的を射たものかは、今後の成りゆきを見守りながら判断するしかないが」とあとがきに記すようにいいたいことを垂れ流してる感が非常に否めない。年間50試合観戦している著者の口癖は「こんな試合に金が払えるか!」らしいが「こんな本に金が払えるか!」と教えてあげたい。