2007年03月23日

バッテリー

話題作という事で野球に興味はないが読んでみた。
期間的に中学入学前の春休みと短い時間の中で数人の登場人物が登場する。主人公とその家族、永倉以外あまり話にかかわらずキャラクターが弱い印象を受けた。また突出した主人公の実力が小学生上がりというリアルさを殺してしまっていた。シリーズものなので読み続ければまた違った感想を受けるかもしれないが続編を読む気は今の所ない。ただ小中学生のうちにこういった青臭い青春小説を読んでおく事は非常に大きな宝になるのではないかとも思う。淡いなつかしい「ずっこけシリーズ」のようなゆるさと時折垣間見る暗い側面もこの作品の魅力かもしれない。

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