2007年01月15日

インカレ3連覇の駒澤劇場

a59ba984.jpg第55回全日本大学サッカー選手権
決勝 14:00
早稲田大 1 − 6 駒澤大
国立競技場 10度
10,607人

04年就任後、東京都リーグ(関東大学2部の下)に低迷していたチームを立て直した元日本代表の大榎克己早稲田大監督の初タイトルを目指した駒大との決勝戦。今期の早稲田にはJ1甲府に内定したGK時久、J2湘南内定のDF山口、U21代表山本、国見出身の兵藤、渡邊、青森山田出身の1年生MF松本等有力選手も多く擁し国立に立ち12大会ぶりの優勝を狙った。しかし4大会連続決勝進出、3大会連続6度目の優勝を狙う駒澤の前にその夢は玉砕した。
2007シーズンに4人ものJ1リーガーを送り込む駒澤、中でもすでに兄超えの声も高い巻(名古屋)、国際経験もある原(原)のプレーに注目が集まる中、前半7分に巻が味方選手が競り勝ち奪ったボールに右足のシュートでネットを揺らす。前半終了間際には左コーナーキックにヘディングで合わせた巻のシュートが決まり2点目、早稲田は中盤でのパスミスやクリアミスが目立ちシュートに持ち込めず時折ドリブルからチャンスを作るも守備を崩せない。
後半開始1分にクロスボールに飛び込んだ18小林のヘディングシュートで3点目を奪う。
その5分後早稲田10兵藤が左サイドをドリブルで持ち込み1点を返す。後半22分早稲田による2点目は悲痛なオウンゴールによって刻まれさらに差を広げてしまう。
その後すぐに早稲田は10分間で3人の選手を入れ替えるも時既に遅く得点を奪いたい攻撃陣とこれ以上失点をしたくない守備陣の間にスペースが生まれ戦術が崩壊。駒澤は32分に10原を下げるも34分、40分とさらに追加点を奪い優勝と早大、大商大、順大に次ぐ4度目の3連覇を決定付けた。

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sm7779 at 10:01│Comments(0)TrackBack(0)観戦記 | ┣大学

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